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#セキュリティレポート 2026/10/28

更新履歴(2026年10月28日)

レポート作成日時:2026/10/28 00:45(第1版)|最終更新日時:2026/10/28 20:32(第17版)

主な変更

  • 第17版 20:32追加(緊急):Dell PowerProtect Data Domain の同じ公告(DSA-2026-416)に、9.8のスタックバッファオーバーフロー(CVE-2026-103780、ログインなしでコマンド実行に至るおそれ)と、管理ソフト Management Center の9.6を2件(SQL インジェクションの CVE-2026-103792、権限チェック不足の CVE-2026-103799)が加わった。対象版と修正版は第15・16版と同じ。公開は10/28 11:17(UTC)で、第16版の取得後に出た分。点数は Dell の評価(v3.1)。表のみ:Dell の CVE-2026-103779(8.3)、CVE-2026-110541(7.2)、CVE-2026-110540(7.1)。Tactis NoviGest の認証なし Java RMI(CVE-2026-112197、9.4、INCIBE の評価、v4.0)と XXE(CVE-2026-112198、8.3)。製品の詳細は確認できていない。Acronis Cyber Protect(Windows)のローカル権限昇格(CVE-2025-30414)は v3.1・v4.0 の点数がなく、v3.0 の7.1のみのため、点数なしとして扱う。変化なし:CISA の悪用確認の追加は第16版と同じ(Brotli、Adobe Commerce・Magento が期限11/10、PHP2Shell の2件が期限10/29)。確認できていないもの:NVD 新規の取得は本文の先頭約10万字で、後半は読めていない。更新日側(nvd-modified)、AWS・GitHub アドバイザリ・ZDI・Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。WebSearch は使っていない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限内で、今回の追加による入れ替えはない。
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  • 第16版 19:29追加(緊急):Dell PowerProtect Data Domain に、ハードコードされた暗号鍵で認証情報を取り出せる欠陥(CVE-2026-86384、9.8、Dell の評価)。ログインなしで悪用でき、対象は第15版の2件と同じ版。公開は10/28 10:17(UTC)で、第15版の取得後に出た分。表のみ:Dell Data Domain・Management Center の7.0以上の残り(CVE-2026-86385 は8.8、CVE-2026-86379・86380・86389・86393・86394 は7.2)。Futurum Software の認証モジュールにブラインド SQL インジェクション(CVE-2026-14571、9.1、INCIBE の評価)。製品の詳細は確認できていない。変化なし:CISA の悪用確認の追加は第15版と同じ(Brotli、Adobe Commerce・Magento が期限11/10、PHP2Shell の2件が期限10/29)。AWS セキュリティ公告も10/26 の 2026-151 が最新のまま。GitHub アドバイザリと ZDI の直近にも新しい項目はない。確認できていないもの:Dell の公告本文は後半が切れており、LTS2025・LTS2026 の修正版、公開日、悪用状況の記述は読めていない。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限内で、今回の追加による入れ替えはない。
  • 第15版 18:28追加(緊急):Dell PowerProtect Data Domain(バックアップ機器)に、ログインなしで特権アカウントを作れる、または root 権限でコマンドを動かせる欠陥(CVE-2026-86397・CVE-2026-86400、ともに9.8、Dell の評価)。管理ソフト Data Domain Management Center にもなりすましによる認証回避(CVE-2026-90717、9.1)。Dell のアドバイザリ DSA-2026-416 に多数の件が束ねられており、Dell は9.8を4件としている。公開は10/28 09:17(UTC)で、第14版の取得後に出た分。追加(高):WordPress プラグイン MemberPress(CVE-2026-92797、8.8、1.14.1 以下)。nonce の検査を省略できる CSRF で、ログイン中の利用者のメールアドレスを書き換えられ、パスワード再設定でアカウントを奪える。チェンジログに 1.14.2 の記載があるが、本文は開いていない。公開は10/28 08:16(UTC)。変化なし:CISA の悪用確認の追加は第14版と同じ(Brotli、Adobe Commerce・Magento が期限11/10、PHP2Shell の2件が期限10/29)。AWS セキュリティ公告も10/26 の 2026-151 が最新のまま。GitHub アドバイザリの Critical 一覧と ZDI の直近8件にも新しい項目はない。表のみ:Dell PowerProtect Data Domain の7.0以上の残り(CVE-2026-86396・86398 は8.8、CVE-2026-86395・86399 は7.2)。NVD 更新日側(UTC 10/28 07:28〜09:30、27件)は、古い CVE の再評価が中心で、7.0以上は MikroTik RouterOS x86(CVE-2024-27686、7.5)など。ProPhoenix Law RMS(CVE-2024-34324、9.1)は2024年登録の CVE の更新で、新規ではない。確認できていないもの:Dell の公告本文は取得が途中で切れ、LTS2025・LTS2026 の修正版の記載、公開日、悪用状況の記述は読めていない(NVD の記載では修正は 8.9.0.0、7.13.1.90、8.3.1.50、8.6.1.30 以降)。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。WebSearch が使えず、一次情報の検索は NVD API と各公告の取得に限った。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、Dell PowerProtect Data Domain を加え、優先順の低い MemberPress は入れていない(本文には残している)。
  • 第14版 16:28追加(緊急):WordPress プラグイン Contact Manager に、ログインなしで実行可能なファイルを置ける欠陥(CVE-2026-109218、9.8。9.1.2 以下、修正版は未確認)。追加(高):WordPress プラグインの IvyForms(CVE-2026-109384、8.8、未認証のファイルアップロード)、VikRentCar(CVE-2026-111120、8.8、CSRF から PHP 書き込み)、AI チャットボットの MxChat(CVE-2026-110662、7.2、格納型 XSS)。公開は10/28 07:16(UTC)で、第13版の取得後に出た分。変化なし:CISA の悪用確認の追加は第13版と同じ(Brotli、Adobe Commerce・Magento が期限11/10、PHP2Shell の2件が期限10/29)。AWS セキュリティ公告も10/26 の 2026-151 が最新のまま。表のみ:Event Booking Manager for WooCommerce(CVE-2026-109381、7.2)、Prime Slider(CVE-2026-111111、7.2)、AXIS Camera Station Pro・5(CVE-2026-63286、7.1、バックアップの解読)。確認できていないもの:NVD は WebFetch の要約経由で、新規分の後半(約22件)と更新日側の末尾は途中で切れて読めていない。Wordfence・各ベンダーのページ本文は開いておらず、NVD の記載を根拠にした。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、Contact Manager を加え、優先順の低い項目は入れていない(本文には残している)。
  • 第13版 15:29追加(緊急):AI 推論ライブラリ llama.cpp の RPC サーバー(RDMA 利用時)で、認証なしの相手がスタックを溢れさせられる欠陥(CVE-2026-118375、9.2、VulnCheck の評価)。WordPress プラグイン Pie Register Premium の任意ファイルアップロード(CVE-2026-84999、9.8、Wordfence の評価。3.8.4.0 以下、修正版は未確認)。公開は10/28 03:17(UTC)で、第12版の取得後に出た分。追加(高):MCP 経由で SQL を差し込める DB ツール Tabularis(CVE-2026-118378、8.5、0.28.0 で修正)、WordPress の Rank Math SEO の PHP オブジェクト注入(CVE-2026-1928、8.8、Contributor 以上が条件、修正版は未確認)、XML 解析ライブラリ libexpat の整数オーバーフロー(CVE-2026-118370、v4.0 で8.2、2.9.0 以下、修正版は未確認)。変化なし:CISA の悪用確認の追加は第12版と同じ(Brotli、Adobe Commerce・Magento が期限11/10、PHP2Shell の2件が期限10/29)。AWS セキュリティ公告も10/26 の 2026-151 が最新のまま。GitHub アドバイザリの Critical 一覧も先頭は10/27 公開の MLflow のままで、新しい項目は見えない。表のみ:NVD 新規のうち7.0以上の Xerte Online Toolkits(8.6)、mews/pos(8.7)、EagleCloud Aquila(9.4・8.7)、Lumise(7.5)、WordPress 系の多数、点数なしの Royal MCP・Linux カーネル p54 ドライバなど。NVD 更新日側(UTC 10/28 02:30〜、108件)は先頭4件のみ読めた。確認できていないもの:NVD の取得は WebFetch の要約経由で、新規88件のうち本文が途中で切れた部分があり、取りこぼしがありうる。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。第12版の11:28 から15:29 の間に、12:28〜14:28 の版は公開記録がなく、この版が連続して第13版となる。Rank Math・Pie Register・libexpat の修正版は、NVD の記載にないため未確認。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、今回は llama.cpp と Pie Register Premium を加え、優先順の低い項目は入れていない(本文には残している)。
  • 第12版 11:28追加(緊急):WordPress プラグイン Jupiter X Core の X(旧 Twitter)ログインに、ログインなしで管理者になりすませる認証回避(CVE-2026-106013、9.8)。訪問者の認証情報に差し替える処理が抜けており、X アプリの所有者(多くはサイト管理者)のメールアドレスで WordPress にログインさせてしまう。対象は 4.61.0 以下。修正版は取得した資料では確認できていない。公開は10/28 02:17(UTC)で、第11版の取得後に出た分。変化なし:CISA の悪用確認の追加は第11版と同じ(Brotli、Adobe Commerce・Magento が期限11/10、PHP2Shell の2件が期限10/29)。AWS セキュリティ公告も10/26 の 2026-151 が最新のまま。表のみ:a2ui(CVE-2026-118271・118272、ともに4.3)は7.0未満。NVD 更新日側(UTC 10/28 01:00〜02:30、35件)には、10/21 公開で7.0以上の更新が多数出た(TOTOLINK EX200 の10.0、Apache Traffic Server の9.3、MikroTik RouterOS の9.1、Sentry の Next.js 連携の9.1、Jupyter Server の8.8、Pillow の8.8、Storybook の8.7 など)。いずれも今回のベース版に記載がなく、過去日のレポートでの扱いは照合できていない。内容の裏取りもしていない。確認できていないもの:Jupiter X Core は NVD API の応答(評価元は Wordfence)と Wordfence の参照先を根拠にし、Wordfence のページ本文は開いていない。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・GitHub Advisory・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。ZDI の直近8件(MailEnable、Meta FAIRChem の6件)は取得したが、FAIRChem は既存の記載があり、新しい動きは確認していない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、WordPress プラグインの Jupiter X Core を加え、優先順の低い項目は入れていない(本文には残している)。categories に CMS を加えた。
  • 第11版 10:28追加(緊急):Java の JSON ライブラリ Jackson の jackson-databind に、型の検証をすり抜けてクラスを作らせる欠陥(CVE-2026-110879、9.8)。6月公開の CVE-2026-54512 の修正が不完全だった件で、ジェネリック型の引数に入れたクラスは検証されない。Spring が使われ、アプリが読み込む XML を攻撃者が渡せる場合に、コマンド実行まで到達する連鎖が記載されている。2.10.0 未満は対象外。修正版は 2.18.12・2.21.8・2.22.4、3系は 3.1.8・3.2.4。公開は10/28 01:16(UTC)で、第10版の取得後に出た分。続報:第10版の Jackson protobuf のカードに、map エントリの文字列キーで同じ種類の止まり方をする1件(CVE-2026-110747、7.5)を加えた。修正版は 2.21.8・2.22.4・3.1.8・3.2.4。変化なし:CISA の悪用確認の追加は第10版と同じ(Brotli、Adobe Commerce・Magento が期限11/10、PHP2Shell の2件が期限10/29)。AWS セキュリティ公告も10/26 の 2026-151 が最新のまま。表のみ:NVD 更新日側(UTC 10/28 00:25〜01:30、6件)に、WordPress プラグイン Image Optimizer(CVE-2026-5821、8.1)と Redis のクラスタバス(CVE-2026-92925、7.1)が出た。ともに7月・9月公開の既存CVEの更新で、新規の公開ではない。内容の裏取りはしていない。確認できていないもの:jackson-databind の CVE-2026-110879 は、GitHub アドバイザリの一覧(先頭25件が10/1 まで)にまだ載っておらず、NVD の記載(参照先は GHSA-j3rv-43j4-c7qm・GHSA-m8xf-2cr7-77ph)を根拠にした。Jackson のリリースノート、Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。NVD の詳細ページは本文が読めず、API の応答で代用した。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、CVSS 9以上の Jackson を入れるため、修正済みで点数なしの AWS API MCP Server を外した(本文には残している)。
  • 第10版 09:28追加(高):Java の JSON・データ形式ライブラリ Jackson の2件。protobuf 形式の読み込みで、数十バイトの入力からメモリ不足を起こして止められる(CVE-2026-104016、7.5)と、Smile 形式の非同期パーサーで同じ種類の止まり方をする(CVE-2026-104895、7.5)。ともに認証は不要。修正版は 2.18.12・2.21.8・2.22.4、3系は 3.1.8・3.2.4。公開は10/28 00:17(UTC)で、第9版の取得後に出た分。変化なし:CISA の悪用確認の追加は第9版と同じ(Brotli、Adobe Commerce・Magento が期限11/10、PHP2Shell の2件が期限10/29)。AWS セキュリティ公告も10/26 の 2026-151 が最新で、新しい公告はない。Chrome 156.0.8078.73 の公式ブログには、セキュリティ修正の一覧がまだ載っていない。表のみ:a2a-js(CVE-2026-118128)に NVD で v4.0 の 6.9 が付いた(第9版の表は 6.5)。7.0未満のため表に留める。確認できていないもの:NVD 更新日側(UTC 10/27 23:00〜10/28 00:30)は今回読んでいない。GitHub Advisory の一覧には10/23 公開の Laravel TokenGuard(GHSA-f9x3-7vq9-cph6)、Echo(GHSA-cxf3-9h37-7rr8)、obsidian-tc(GHSA-pqh8-4pj7-32xx)の Critical が見えるが、今回の対象期間外で、過去日のレポートでの扱いは照合していない。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。Jackson の2件は GitHub アドバイザリの記載が根拠で、Jackson 側のリリースノートは見ていない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は第9版と同じ10件(Jackson は7.5で優先順が低く入れていない)。languages に Java を追加した。
  • 第9版 08:28追加(緊急・悪用確認済み):Brotli のバッファオーバーフロー(CVE-2026-111497、9.2、Google の評価。Node.js 26.12.1・24.22.1・22.23.4、Python の brotli 1.2.1 で修正)と、Adobe Commerce・Magento の任意ファイルアップロード(CVE-2026-48356、9.3、修正版は2026年7月版)。どちらも CISA が10/27 に悪用確認の一覧へ追加し、対応期限は11/10。第7版の「悪用確認の追加は PHP2Shell のみ」は誤りだった。なお、07:28 付けの第8版(Brotli・Adobe Commerce・Asterisk・Edge を含む)はリポジトリに保存されていたが公開されておらず、今回その内容を含めて公開する。追加(緊急):GRR(PHP)の LDAP 設定経由のコード実行(CVE-2026-58256、9.1。同じ公開で8.1・7.2も)。追加(高):Cronicle(8.8)、nuxt-ollama(7.5)。追加(点数なし):AWS の TLS 信頼リストにある eMudhra 発行の中間 CA の鍵が推測可能だった件(CVE-2026-111943、AWS は Important。ALB・CloudFront の対応期限は10/28)、AWS の Multi Model Server(CVE-2026-115812・115813、保守終了で修正版なし)、コンテナや systemd の seccomp 設定が迂回される件(CVE 未採番)。AWS 公告2026-147〜150 は第8版までに載せていなかった。続報:Asterisk に NVD 登録の別件3件(CVE-2026-57191 が8.2、57186 が7.5、57190 が7.0)、Microsoft Edge に別件1件(CVE-2026-62765、7.5)。表のみ:aws-c-mqtt(CVE-2026-115417、Important)、AWS MCP Server の run_script(CVE-2026-115845、AWS 側で対応済み・作業なし)、Chrome(NVD に CVE-2026-118304〜118359 が登録。Chromium の重大度で Critical が2件、公式ブログの修正一覧は未掲載)。確認できていないもの:NVD 更新日側は239件のうち先頭8件のみ。GitHub Advisory は一覧が読めず、Asterisk の GitHub アドバイザリも10月分を見つけられなかった(Asterisk と GRR・Cronicle・nuxt-ollama は NVD の記載のみで、公式アドバイザリは未確認)。Adobe の APSB26-73 は取得できず(403)、NVD の記載で代用した。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。Tailscale SSH・better-auth の再確認も今回は行っていない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、悪用確認済み → 未修正で公開済み → CVSS 9以上 → AI関連の順で選んだ。今回の追加は Brotli・Adobe Commerce・AWS Multi Model Server・Tailscale で、AWS CDK・MCP TypeScript SDK・Microsoft Edge・Asterisk は products から外した(本文には残している)。
  • 第8版 07:28追加(緊急・悪用確認済み):Brotli のデコーダのバッファオーバーフロー(CVE-2026-111497、9.2、Google の評価)が10/27 に CISA の悪用確認済みリスト(KEV)に載った(期限11/10)。Node.js も同じ部品を使い、22.23.4・24.22.1・26.12.1 で修正された。Adobe Commerce・Magento の危険な種類のファイルのアップロード(CVE-2026-48356、9.3、Adobe と NVD の評価)も同じ日に KEV へ追加された(期限11/10)。追加(高):Asterisk の新たな3件(CVE-2026-57191 が8.2、57186 が7.5、57190 が7.0)。Microsoft Edge の3件目(CVE-2026-62765、7.5)。既存のカードに続報として書いた。変化なし:PHP2Shell の2件(CVE-2026-109618・109619)の期限は10/29のまま。表のみ:Go の golang.org/x/net/html の2件(CVE-2026-78661・97045、点数なし)、Asterisk の点数が低い3件(CVE-2026-57192・57199・57203、2.3〜6.9)。確認できていないもの:NVD 更新日側は123件のうち先頭付近のみ読めた(dracut・WebKitGTK・Emacs・CRI-O などの7.0以上は7〜9月公開分の更新で、新規の公開ではない)。Pillow の CVE-2026-112397〜112399(10/19公開)は更新日側に出たが、既存のカードとの突き合わせは未了。Brotli の KEV 名称は「戻り値の確認漏れ」で、NVD の説明(バッファオーバーフロー)と食い違う。Adobe のアドバイザリ(APSB26-73)は取得できず(403)、修正版の版数は未確認。Asterisk の新3件の修正版も未確認。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・GitHub Advisory・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、悪用確認済みの Brotli と Adobe Commerce を入れるため、優先順の低い Asterisk と AWS CDK を外した(本文には残している)。
  • 第7版 06:28追加(緊急):MLflow のスコアラー読み込みでコード実行(CVE-2026-116692、9.8、GitHub アドバイザリの評価、修正版 3.17.0)。第6版の MLflow(116690)とは別の欠陥で、同じ 3.17.0 で直る。追加(高):dd-trace-js の正規表現で CPU を使い切られる(CVE-2026-116693、8.7、修正版 5.131.1・6.20.1)、Asterisk の2件(CVE-2026-57195 と CVE-2026-57200、ともに7.5、修正版 20.20.1・21.12.3・22.10.1・23.4.1)、Microsoft Edge の2件(CVE-2026-83831 と CVE-2026-85898、ともに8.8、MSRC の評価)。変化なし:CISA の悪用確認の追加は PHP2Shell の2件のまま(期限10/29)。表のみ:OpenTelemetry Python(CVE-2026-116694、6.3)、Crass(CVE-2026-116695、5.3)、russh の4件(CVE-2026-116696・116773・116774・116775、2.3〜4.3、いずれも NVD で Deferred)。確認できていないもの:NVD 更新日側は79件のうち本文が切れた先頭付近のみ読めた。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・GitHub Advisory・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。Tailscale SSH と better-auth の修正状況も今回は再確認していない。Edge の修正版 154.0.4258.48 は NVD の影響範囲(未満)からの読み取りで、MSRC のページは取得していない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、今回は MLflow・Sunhillo SureLine・AWS API MCP Server・AWS CDK・MCP TypeScript SDK・Microsoft Edge・Asterisk・WatchGuard Fireware OS・Veeam Backup & Replication・agno を選んだ(CKEditor 5・MembershipWorks などは本文に残している)。
  • 第6版 05:28追加(緊急):Sunhillo SureLine の3件(認証回避 CVE-2026-112352 が9.1、パストラバーサル 112350 が8.7、コマンド注入 112351 が8.8。VulnCheck の評価、修正版 9.1.5)。追加(高):MLflow のパストラバーサル(CVE-2026-116690、7.5、修正版 3.17.0)、CKEditor 5 のクロスサイトスクリプティング(CVE-2026-116688、8.1、修正版 47.7.4・48.5.1)、WordPress プラグイン MembershipWorks の会員限定コンテンツの漏えい(CVE-2026-112355、8.7、修正版 6.17)。追加(点数なし):AWS CDK の aws-redshift-alpha に SQL インジェクション(CVE-2026-115418、AWS は Important、修正版 2.274.0)。第5版までは AWS の10/26 の公告を見落としていた。変化なし:CISA の悪用確認の追加は PHP2Shell の2件のまま(期限10/29)。Tailscale の公式セキュリティ公告の一覧に、SSH 関連の新しい公告は載っていない(最新は10/21 の TS-2026-013)。better-auth は GitHub のリリース一覧の最新安定版が 1.7.14(10/26)、ベータが 1.8.0-beta.3(10/27)で、1.7.7 とアドバイザリの修正状況は確認できていない。Veeam ONE・Backup for Microsoft 365 の KB4948 は今回は見ていない。表のみ:MCP Python SDK の3件(CVE-2026-116684・116685・116686、5.9〜6.8、修正版 1.30.0・2.2.0)、MLflow の API キー記録(CVE-2026-116691、6.5)。いずれも7.0未満。確認できていないもの:NVD 新規登録13件は全件読んだが、NVD 更新日側(53件)は先頭13件のみ。公開済みの7.0以上はいずれも7〜10月公開分の更新だった(Windows、MongoDB ドライバ、ImageSharp、Adobe Commerce)。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・GitHub Advisory・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、優先順では第5版と同じ10件のままで、今回の追加分(Sunhillo SureLine・MLflow・CKEditor・MembershipWorks・AWS CDK)は products に入れていない(本文には残している)。
  • 第5版 04:29追加(高):MCP TypeScript SDK の HTTP サーバーで、ボディの大きさとバッチ件数に上限がなく止められる欠陥(7.5、CVE 未採番、修正版 sdk 1.30.1・server/node 2.1.0・hono 2.0.1)。PHP の Symfony の2件(Yaml の深い入れ子、HeaderUtils の処理過多。ともに8.7)。PhpSpreadsheet の ODS 読み込み(8.7、修正版 1.30.7 ほか)。Python の hydra-core(7.8、CVE 未採番、修正版 1.3.8)。追加(点数なし):Thunderbird 153.6 の154件の修正(Mozilla の評価は大半が High)。続報:undici に High の GitHub アドバイザリが3件増え(CVE-2026-109829・109383・87018、7.4〜7.5)、修正版は 8.12.2・7.30.1・6.29.1。第4版で「詳細未確認」とした PhpSpreadsheet と hydra-core は内容を確認した。変化なし:CISA の悪用確認の追加は PHP2Shell の2件のまま(期限10/29)。Tailscale SSH は公式ページが10/26 付けのままで、修正版・CVE とも未公開(10/27 中のリリースを目標としていたが、公開は確認できない)。better-auth は 1.7.7 が未公開のまま。Veeam ONE・Backup for Microsoft 365 は KB4948 に記載なしのまま。確認できていないもの:NVD 更新日側(約229件のうち先頭約24件のみ)、Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC のフィード。NVD 新規登録(65件)は NextChat 以外の新規分を表に載せた(Tanium Provision、CTFd の Terraform プロバイダ、Strapi 5.51.0 ほか)。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。products は10件の上限があり、悪用確認済み→未修正で公開済み→CVSS 9以上→AI関連→読者企業の利用が多いもの、の順で選ぶと第4版の10件から入れ替えが出ないため、今回の追加分(MCP TypeScript SDK・Symfony・PhpSpreadsheet・hydra-core・Thunderbird)は products に入れていない(本文には残している)。
  • 第4版 03:29追加(点数未公表):AWS API MCP Server の OAuth トークン宛先検証の欠陥(CVE-2026-115413、AWS は「Important」、修正版 1.6.0)。NextChat のプラグインエディタの XSS(CVE-2026-118132、点数なし・修正版未確認)。追加(高):Atlantis のコマンド注入(8.8、修正版 0.47.1)、FileBrowser Quantum のシンボリックリンク経由の読み取り(8.6、修正版 1.5.2-stable・2.0.1-beta)、X.Org X Server・XWayland の XKB 二重解放(7.8、修正版 21.1.25・24.1.14)、Node.js の undici(7.5、修正版 8.11.2 以降)。続報:Authlib に CVE-2026-114615〜114620 の6件が GitHub に載り、CVE-2026-114616(空の鍵で署名できる、7.4)は 1.9.1 で修正。Tailscale SSH は10/28 03:29 時点でも修正版・CVE とも未公開。better-auth は GitHub のリリース一覧で最新安定版が 1.7.14(10/26)と分かったが、1.7.7 とアドバイザリの修正状況は未確認。Veeam ONE・Backup for Microsoft 365 の修正版は、Veeam KB4948 に記載がなく未確認のまま。変化なし:CISA の悪用確認の追加は PHP2Shell の2件のまま(期限10/29)。確認できていないもの:NVD 更新日側(約270件のうち先頭約32件のみ)、Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN のフィード、PhpSpreadsheet ODS Reader(CVE-2026-108359)と hydra-core の詳細。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。10件の上限により、AWS API MCP Server を追加し、EPICS Base・Consul・TeamViewer・MONAI・Grav・rembg などは products から外した(本文には残している)。
  • 第3版 02:29追加(緊急):Adobe Campaign Classic(最大10.0、修正版 7.4.4 build 9403)、Veeam Backup & Replication の認可回避(9.1、修正版 13.1.2・13.0.3)と Veeam Backup for Microsoft 365(9.0)、EPICS Base(9.3、修正版は未確認)、HCL Domino・Notes の証明書の欠陥(9.1)、Adobe Connect(9.6)。続報:Authlib に別の欠陥(CVE-2026-116672、8.8)が出て、修正版は 1.9.1 になった。WordPress の Newsletters は Patchstack で「公式パッチなし」と確認。better-auth は修正版 1.7.7 がまだ出ていない。Tailscale SSH は修正版・CVE とも未公開のまま。変化なし:CISA の悪用確認の追加は PHP2Shell の2件のまま(期限10/29)。確認できていないもの:NVD 更新日側の後半(約113,000文字分)、Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC のフィード。Veeam ONE(CVE-2026-107671)の修正版も未確認。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。10件の上限により、Pillow・MONAI・rembg・Grav・TeamViewer・Adobe Connect・HCL Domino は products から外した(本文には残している)。
  • 第2版 01:31追加(緊急):WatchGuard Fireware OS の欠陥群(9.0以上が7件、最大9.5)、WordPress プラグイン Newsletters の CSRF(9.6)、HashiCorp consul-k8s の namespace またぎの認可バイパス(9.9)。追加(高):TeamViewer の2件の公告(最大8.8、修正版 15.83)、AI 画像処理 rembg(8.6)。続報:Tailscale SSH は10/28 01:31 時点でも修正版が公開されていない(公式ページは10/26 付けのまま)。変化なし:CISA の悪用確認の追加は PHP2Shell の2件のまま。確認できていないもの:Fireware の個別 CVE(Access Portal 以外)の修正版、Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC のフィード、NVD 更新日側の後半123件。タグ:前の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体から付け直した。10件の上限により、Grav と rembg は products から外した(本文には残している)。
  • 第1版 00:45追加(緊急):Python の Pillow(13.0.0 未満、最大9.8)、AI エージェント基盤 agno(9.8)、認証ライブラリ authlib(9.1)、Node.js の better-auth(9.1)、医用画像 AI の MONAI(9.3)。追加(高):PHP 製 CMS の Grav(8.7)。追加(点数なし):Tailscale SSH の権限昇格(CVE 未採番、修正版は公表前)。変化なし:CISA の悪用確認の追加は PHP2Shell の2件のまま。前日(10/27)レポートの項目は、新しい動きがない限り再掲していない。確認できていないもの:前日の NeMo Agent Toolkit・MCP サーバー8件・TensorRT-LLM の修正版は今回も見ていない。Apple の CoreGraphics に関する報道は未確認。Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC は見ていない。注意:前日の版のタグ情報が取得できなかったため、本文全体からタグを付けた。

レポート作成日時:2026/10/28 00:45|最終更新日時:2026/10/28 20:32|対象期間:2026/10/27 00:00 〜 2026/10/28 20:32(日本時間)

Node.js に同梱の Brotli と Adobe Commerce が悪用確認済みに。Dell のバックアップ機器と WordPress プラグインに9点台の欠陥

第17版では、Dell PowerProtect Data Domain の同じ公告に、9.8の欠陥(CVE-2026-103780、バッファオーバーフロー)と、管理ソフトの9.6が2件(CVE-2026-103792・103799)加わった。対象版と修正版は変わらない。新しい悪用確認の追加はない。以下は第16版の内容。

第16版では、Dell PowerProtect Data Domain に9.8の欠陥がもう1件(CVE-2026-86384)加わった。認証情報の暗号化に使う鍵が製品に固定で埋め込まれており、ログインなしの攻撃者が認証情報を取り出せる。第15版の2件と同じ Dell の公告(DSA-2026-416)にあり、影響範囲も同じ。ほかに7.2〜8.8の件が6件増えた。新しい悪用確認の追加はない。以下は第15版の内容。

第15版では、バックアップ機器の Dell PowerProtect Data Domain に9.8の欠陥が出た(CVE-2026-86397・86400)。ログインなしで特権アカウントを作られる、または root 権限でコマンドを動かされるおそれがある。修正は 8.9.0.0(LTS2024 は 7.13.1.90)以降。管理ソフトにも9.1がある。高では、WordPress の MemberPress(8.8)を加えた。悪用確認済みは変わらない。以下は第14版の内容。

第14版では、WordPress の Contact Manager に9.8の欠陥(CVE-2026-109218)が出た。ファイル名の末尾のドットで拡張子の検査をすり抜けられ、ログインなしで実行可能なファイルを置ける。修正版は未確認。高では、IvyForms(8.8)、VikRentCar(8.8)、AI チャットボットの MxChat(7.2)を加えた。悪用確認済みは変わらない。以下は第13版の内容。

第13版では、AI 推論の llama.cpp に9.2の欠陥(CVE-2026-118375)が出た。RPC サーバーの RDMA 経路で、認証なしの相手がスタックを溢れさせられる。修正は b11865。WordPress の Pie Register Premium には、ログインなしでファイルを置ける9.8の欠陥(CVE-2026-84999)が出た。修正版は未確認。高では、MCP 経由で SQL を差し込める Tabularis(8.5)、Rank Math SEO(8.8)、libexpat(8.2)を加えた。悪用確認済みは変わらない。以下は第12版の内容。

第12版では、WordPress プラグイン Jupiter X Core に9.8の認証回避(CVE-2026-106013)が出た。X ログインの処理が不完全で、ログインなしで管理者アカウントに入られるおそれがある。修正版は未確認。悪用確認済みは変わらない。以下は第11版の内容。第11版では、Java の jackson-databind に9.8の欠陥(CVE-2026-110879)が出た。6月の修正が不完全で、型の検証をすり抜けられる。Spring が使われていれば、コマンド実行まで届く連鎖が記載されている。Jackson protobuf のメモリ不足にも1件(7.5)が増えた。第10版では、Jackson(protobuf・Smile 形式の読み込み)に、認証なしでメモリ不足を起こせる2件(ともに7.5)を加えた。以下は第9版の内容。第9版では、CISA が10/27 に悪用確認の一覧へ加えた2件を載せた。圧縮ライブラリ Brotli(CVE-2026-111497、9.2。Node.js は 26.12.1・24.22.1・22.23.4 で修正)と、EC 基盤の Adobe Commerce・Magento(CVE-2026-48356、9.3)で、どちらも期限は11/10。AWS は、eMudhra 発行の中間 CA の鍵が推測できる状態だった件(CVE-2026-111943)で、ALB と CloudFront の対応期限を10/28 としている。このほか、第8版までに載せていなかった AWS 公告(Multi Model Server は修正版なし)、コンテナの seccomp 設定が迂回される件、GRR(9.1)、Cronicle(8.8)、nuxt-ollama(7.5)を加えた。PHP2Shell の2件の期限は10/29。

重大度別の件数

緊急(9.0以上)24

Dell PowerProtect Data Domain、Brotli(悪用確認済み)、Adobe Commerce(悪用確認済み)、llama.cpp、Pie Register Premium、Contact Manager、Jupiter X Core、jackson-databind、GRR、MLflow(スコアラー読み込み)、Sunhillo SureLine、Pillow、agno、authlib、better-auth、MONAI、Fireware、Newsletters、consul-k8s、Adobe Campaign Classic、Veeam、EPICS Base、HCL Domino、Adobe Connect

高(7.0〜8.9)28

MemberPress、IvyForms、VikRentCar、MxChat、Tabularis、Rank Math、libexpat、Jackson(protobuf・Smile)、Cronicle、nuxt-ollama、MLflow(ファイル読み取り)、dd-trace-js、Asterisk、Microsoft Edge、CKEditor 5、MembershipWorks、Grav、TeamViewer、rembg、Atlantis、FileBrowser Quantum、X.Org X Server、undici、MCP TypeScript SDK、Symfony、PhpSpreadsheet、hydra-core

点数なし8

AWS の TLS 信頼リスト(eMudhra)、AWS Multi Model Server、seccomp の迂回(CVE 未採番)、AWS CDK aws-redshift-alpha(AWS は Important)、Tailscale SSH(CVE 未採番)、AWS API MCP Server(点数未公表)、NextChat、Thunderbird 153.6(Mozilla は大半を High と評価)

悪用確認済み(新規)2

Brotli(CVE-2026-111497)と Adobe Commerce・Magento(CVE-2026-48356)が10/27 に追加。期限は11/10。PHP2Shell(CVE-2026-109618・109619)の期限は10/29

今日やること3つ

  1. 悪用確認済みの2件を最優先にする。Node.js は 26.12.1・24.22.1・22.23.4 以降へ、Python の brotli は 1.2.1(brotlicffi は 1.2.1.0)以降へ上げる(Node.js の 20 系は公告に修正版がない)。Adobe Commerce・Magento は2026年7月版の修正を適用済みか確認し、期限は11/10。AWS の ALB(OIDC 認証)と CloudFront は、外部 IdP・オリジンの証明書が対象の CA に連なっていないかを今日中に確認する。Adobe Campaign Classic は 7.4.4 build 9403 以降へ、Veeam Backup & Replication は 13.1.2(build 13.1.2.57)か 13.0.3(build 13.0.3.63)へ上げる。WatchGuard の Firebox は Access Portal の有効・無効を確認し、有効なら 2026.4、12.12.4、12.5.22(T15/T35)以降へ上げる。TeamViewer は 15.83 へ更新する。Dell PowerProtect Data Domain は、Feature Release なら 8.9.0.0、LTS2024 なら 7.13.1.90、LTS2025 なら 8.3.1.50、LTS2026 なら 8.6.1.30 以降(NVD の記載)へ上げ、管理用ポートを外に出さない。AWS API MCP Server を OAuth と streamable-http で動かしているなら 1.6.0 へ上げる(上げるまでは stdio にする)。Sunhillo SureLine は 9.1.5 へ上げる。HTTP で公開している MCP サーバーは、MCP TypeScript SDK を sdk 1.30.1、server・node 2.1.0、hono 2.0.1 以降へ上げる。Microsoft Edge は 154.0.4258.48 以降か確認する。llama.cpp の rpc-server を使っているなら b11865 以降へ上げ、RPC ポートを外に出さない。
  2. Java の Jackson は、jackson-databind(全利用者が対象)と protobuf・Smile 形式を使う場合のどちらも、2.18.12・2.21.8・2.22.4(3系は 3.1.8・3.2.4)以降へ上げる。Python の依存を確認する。Pillow は 13.0.0 以上、authlib は 1.9.1 以上、agno は 2.3.24 以上、MONAI は 1.6.1 以上、rembg は 2.0.82 以上へ上げる。WordPress の Newsletters は公式パッチがないため、停止か代替を検討する。consul-k8s は修正版(1.8.18・2.1.0)を確認する。Terraform 自動化の Atlantis は 0.47.1 へ、Node.js の undici は 8.12.2(7系は 7.30.1、6系は 6.29.1)以降へ上げる。MLflow は 2件とも直る 3.17.0、CKEditor 5 は 47.7.4(48系は 48.5.1)、AWS CDK の aws-redshift-alpha は 2.274.0 へ上げ、WordPress の MembershipWorks は 6.17 以上にする。Node.js の dd-trace-js は 5.131.1(6系は 6.20.1)以降へ上げる。PHP の Symfony(Yaml・HttpFoundation)と PhpSpreadsheet、Python の hydra-core(1.3.8 以上)も版を確認する。
  3. better-auth(1.7.7 未満)は、修正版が出るまで account.storeStateStrategy を "cookie" にするなどの回避策を入れる。Grav 1.7.53.6 未満は更新して管理者パスワードを変える。Tailscale SSH は TS_SSH_DISABLE_FORWARDING=1 とアクセスポリシーの絞り込みを入れる。PHP は 8.2.35・8.3.36・8.4.27・8.5.12 以上へ、10/29 の CISA 期限までに更新する。Asterisk を使う環境では HTTP サーバー・ARI・AMI の有効状況を確認する。WordPress の Pie Register Premium(3.8.4.0 以下)は修正版が確認できるまで停止を検討し、Rank Math SEO は Contributor 以上のアカウントを見直す。Tabularis は 0.28.0 以上へ上げる。WordPress の Contact Manager(9.1.2 以下)と IvyForms(1.5.1 以下)は修正版が確認できるまで停止を検討し、VikRentCar と MxChat は 1.4.8・3.2.25 を超える版へ上げる。MemberPress は 1.14.2 以降(チェンジログの記載。本文は未確認)へ上げる。WordPress の Jupiter X Core(4.61.0 以下)を使うサイトは、修正版が出るまで X(旧 Twitter)ログインを止め、管理者アカウントの不審なログインを確認する。

経営・技術責任者が判断すること

1. 境界機器と基幹ソフトの更新体制CIO・CTO向け

悪用確認済みの Brotli は、Node.js や Python の部品として見えないところに入っている。Adobe Commerce は NVD の公開が7/14 で、修正から3か月以上たってから悪用が確認された。「修正版が出ている」と「自社が上げた」は別の話で、棚卸しと適用を誰が持つかを決めたい。Fireware の7件に続き、バックアップ基盤(Veeam)やマーケティング基盤(Adobe Campaign Classic)にも9.0以上が出た。バックアップが奪われると復旧手段も失う。10/28 には Dell のバックアップ機器 Data Domain にもログイン不要の9.8が出た。停止を伴う更新を誰がいつ決めるかを、案件ごとに決めておく。

2. Python 依存と認証部品の更新ルールCTO・CAIO向け

Pillow・agno・authlib・MONAI・rembg に加え、MLflow にも9.8の欠陥が出た。Python 部品に緊急の修正が続いている。authlib は1日のうちに 1.9.0 から 1.9.1 へ要求が変わった。どの案件がどの版かを即答できるか、認証部品に緊急の修正が出たら何日以内に上げるかを確認する。

3. 修正版が出る前の暫定対応の判断CIO向け

Tailscale SSH・better-auth・Newsletters は、修正版の公開が確認できていない。回避策や停止でしのぐ場合、期限を切って修正版を追う担当を決めておく。

重大度の見方

緊急9.0以上。ログインなしで遠隔から成立しやすく、被害が大きい。
高7.0〜8.9。条件はあるが、情報漏えいや停止につながる。
点数なし未公表。評価が付く前の公開。点数は推測しない。

脆弱性ごとの内容と対策

Brotli(圧縮データの展開ライブラリ。Node.js・Python などが同梱。細工した圧縮データでメモリが壊され、コードが動く)緊急
CVE-2026-111497GHSA-9v8h-qqgm-4m35CISA 悪用確認済み第9版
CVSS
9.2

Google(cve-coordination)の評価(v4.0、Secondary)。NVD の分析は未了(Undergoing Analysis)。CISA の悪用確認の追加は10/27、対応期限は11/10。NVD の公開は10/22

内容
Brotli 1.0.3〜1.2.0 のデコーダ(c/dec/decode.c)にバッファオーバーフローがある。細工した Brotli 圧縮データを渡すだけで、認証なしの攻撃者が、隣のデコーダ状態のメモリを壊せる。Node.js の公告によると、不正なブロック切り替えを「まだ入力が必要」と誤判定し、8バイトの内部バッファへ書き込み続けるのが原因で、Node.js の重大度は high。
影響
node:zlib などで外部から受け取った Brotli データを展開する処理が対象。クラッシュ、メモリ内容の漏えい、リモートコード実行に至るおそれがある。CISA が悪用を確認しており、NVD に載る CISA の SSVC でも exploitation は「active」。PyPI の brotli・brotlicffi も同じ欠陥の対象(GitHub アドバイザリ)。
対策
Node.js は公告(10/21)の 26.12.1、24.22.1、22.23.4 以降へ更新する。公告に 20 系・25 系の修正版は載っておらず、EOL 版は影響を受ける扱いとある。Python は brotli を 1.2.1、brotlicffi を 1.2.1.0 以降へ。Brotli 本体は 1.0.10、1.1.1、1.2.1 のいずれかへ。直接の依存だけでなく、依存の依存やコンテナイメージへの同梱も洗い出す。更新までの回避策は、取得した資料では確認できていない。
出典
Node.js 10月セキュリティリリースGHSA-9v8h-qqgm-4m35NVD CVE-2026-111497CISA KEV

確認する人:Node.js・Python 開発の担当、コンテナイメージを管理するインフラの担当

Adobe Commerce・Magento Open Source(EC サイト基盤、危険な種類のファイルをアップロードできる)緊急
CVE-2026-48356APSB26-73CISA 悪用確認済み第9版
CVSS
9.3

Adobe と NVD の評価(ともに v3.1、9.3)。CISA の悪用確認の追加は10/27、対応期限は11/10。NVD の公開は7/14

内容
無制限のファイルアップロード(CWE-434)。NVD の記載では、細工した URL を開かせるなど利用者の操作が前提で、攻撃の影響が他の範囲へ広がる評価(スコープ変更)。影響を受けるのは Adobe Commerce 2.4.4〜2.4.9、B2B、Magento Open Source 2.4.6〜2.4.9、Adobe Commerce Events 1.20.0 まで。
影響
CISA が悪用を確認しており、NVD に載る SSVC の exploitation は「active」。NVD の参照には、研究会社 Sansec の攻撃調査が2件載っている(中身は未確認)。EC サイトでは、決済や顧客情報を扱うページの改ざんにつながりうる。
対策
NVD の記載では、修正版は各系統の「2026-jul」版(2.4.9-2026-jul、2.4.8-2026-jul、2.4.7-2026-jul、2.4.6-2026-jul など。B2B も同様、Events は 1.21.0)。適用済みか版の文字列で確認する。CISA は、ベンダーの緩和策の適用とフォレンジック(侵害の有無の調査)を求めており、緩和策がなければ利用を止める扱い。Adobe の公告ページは取得できなかったため、本文は未確認。
出典
Adobe APSB26-73(NVD の参照、取得は403)NVD CVE-2026-48356CISA KEV

確認する人:EC サイトの PHP 開発の担当、運用・情報システムの担当

llama.cpp の RPC サーバー(ローカル実行の AI 推論エンジン。RDMA 経路で、認証なしの相手がスタックを溢れさせられる)緊急
CVE-2026-118375CWE-787第13版
CVSS
9.2

VulnCheck(CNA)の評価(v4.0、Secondary)。v3.1 では8.1(Primary)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/28 03:17(UTC)

内容
ggml-rpc の RDMA 通信にある rdma_recv() の範囲外書き込み。HELLO メッセージで RDMA 対応を名乗った認証なしの相手が、rpc_serve_client() の1バイトのスタック変数へ最大256 KiB を送り込める。
影響
rpc-server がネットワークから届く構成では、サーバーのクラッシュや、場合によってはコード実行に至るおそれがある。影響は b8841 以上 b11865 未満。RDMA を使っていなければ影響は限定的とされるが、取得した資料では確認していない。悪用の報告は確認できていない。
対策
修正版は b11865(NVD の参照にあるリリースタグ)。ビルド番号を確認して更新する。RPC ポートは信頼できる範囲に限り、RDMA が不要なら設定を見直す。
出典
NVD CVE-2026-118375・llama.cpp b11865・PR 30399・VulnCheck・修正コミット
続報

第13版新規。第12版の取得後(10/28 03:17 UTC)に公開された。

確認する人:AI 推論基盤を自前で動かす担当、GPU サーバーを管理するインフラの担当

Pie Register Premium(WordPress の会員登録プラグイン。ログインなしで実行可能なファイルを置ける)緊急
CVE-2026-84999CWE-434第13版
CVSS
9.8

Wordfence(CNA)の評価(v3.1、Primary)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/28 03:17(UTC)

内容
ファイルアップロード処理(piereg_file_upload)が、種別の検証関数の戻り値を確認しないまま move_uploaded_file() を実行する。この AJAX 処理には nonce も権限の確認もなく、保存先のファイル名がレスポンスで返される。
影響
未認証の攻撃者が PHP などの実行可能なファイルを置き、サーバー上でコードを動かせるおそれがある。対象は 3.8.4.0 以下の全版。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
修正版の版数は、NVD の記載にない(未確認)。ベンダーのサイトで最新版を確認し、上げられるまではプラグインの停止を検討する。アップロード先に見覚えのない PHP ファイルがないか調べる。
出典
NVD CVE-2026-84999・Wordfence・Pie Register(ベンダー)
続報

第13版新規。修正版は未公表または未確認。

確認する人:WordPress を運用するウェブ制作・保守の担当

Contact Manager(WordPress の問い合わせ管理プラグイン。ログインなしで実行可能なファイルを置ける)緊急
CVE-2026-109218CWE-434第14版
CVSS
9.8

NVD 掲載の評価(v3.1、Primary)。NVD の分析状況は未確認。公開は10/28 07:16(UTC)

内容
ファイル名の末尾に付けたドットで拡張子のチェックをすり抜けられ、未認証の相手がファイルをアップロードできる。
影響
Apache と mod_php の構成では、置いたファイルが実行されてコード実行に至るおそれがある。対象は 9.1.2 以下。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
修正版の版数は確認できていない(未確認)。ベンダーのサイトで最新版を確認し、上げられるまではプラグインの停止を検討する。アップロード先に見覚えのない PHP ファイルがないか調べる。
出典
NVD CVE-2026-109218・Wordfence・プラグインのページ
続報

第14版新規。第13版の取得後(10/28 07:16 UTC)に公開された。修正版は未公表または未確認。

確認する人:WordPress を運用するウェブ制作・保守の担当

Dell PowerProtect Data Domain(バックアップ専用機器・仮想版。ログインなしで特権アカウントを作られる、または root でコマンドを動かされる)緊急
CVE-2026-86397CVE-2026-86400CVE-2026-90717CVE-2026-86384CVE-2026-103780CVE-2026-103792CVE-2026-103799DSA-2026-416第17版
CVSS
9.8

Dell(security_alert@emc.com)の評価(v3.1、Secondary)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/28 09:17(UTC)。CVE-2026-86384 は10:17(UTC)、CVE-2026-103780・103792・103799 は11:17(UTC)に公開

内容
CVE-2026-86397 は認証の不備で、ネットワーク越しの未認証の攻撃者が特権アカウントを作れる。CVE-2026-86400 も認証の不備で、未認証のまま root 権限で任意のコマンドを実行できる。CVE-2026-86384(9.8)は、認証情報の保護に使う暗号鍵が製品に固定で埋め込まれた欠陥で、ログインなしの攻撃者が認証情報を取り出し、その利用者の権限でログインできるおそれがある。管理ソフトの Data Domain Management Center には、なりすましで認証を回避して権限を上げ、管理下の他の Data Domain にも影響しうる欠陥(CVE-2026-90717、9.1)がある。第17版で加わった CVE-2026-103780(9.8)は、スタックバッファオーバーフローで、ログインなしのままコマンド実行に至るおそれがある。Management Center の CVE-2026-103792(9.6)は SQL インジェクション、CVE-2026-103799(9.6)は権限チェックの不足で、どちらも低権限の攻撃者が管理下のシステムに触れられる(103799 の詳細は NVD の要約のみ)。同じ更新(DSA-2026-416)には、低権限で成立する OS コマンド注入やパストラバーサル(8.8)など多数の件が含まれる。
影響
バックアップの保管先を丸ごと握られ、復旧の手段を失うおそれがある。対象は Feature Release 7.7.1.0〜8.8、LTS2024 の 7.13.1.0〜7.13.1.80、LTS2025 の 8.3.1.0〜8.3.1.40、LTS2026 の 8.6.1.0〜8.6.1.20。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
Dell の公告では、Feature Release は 8.9.0.0 以降、LTS2024 は 7.13.1.90 以降に上げる。LTS2025・LTS2026 は NVD の記載から 8.3.1.50・8.6.1.30 以降と読めるが、Dell の本文では確認できていない(未確認)。Dell は重大な件について「できるだけ早い更新」を求めている。更新までは、管理用のポートと管理画面を社内の限られた端末にだけ開ける。
出典
Dell DSA-2026-416NVD CVE-2026-86397NVD CVE-2026-86400NVD CVE-2026-86384NVD CVE-2026-90717NVD CVE-2026-103780NVD CVE-2026-103792NVD CVE-2026-103799
続報

第17版9.8の CVE-2026-103780 と、管理ソフトの9.6を2件(CVE-2026-103792・103799)を追加した。公開は10/28 11:17(UTC)。参照先は同じ DSA-2026-416 で、NVD の記載では修正版も同じ(Feature Release は 8.9.0.0、LTS2024 は 7.13.1.90、LTS2025 は 8.3.1.50、LTS2026 は 8.6.1.30 以降)。LTS2025・LTS2026 の修正版は Dell の本文では引き続き未確認。悪用の報告は確認できていない。

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第16版9.8の1件(CVE-2026-86384、ハードコードされた暗号鍵)を追加した。公開は10/28 10:17(UTC)。

第15版新規。公開は10/28 09:17(UTC)。修正版あり。

確認する人:バックアップ基盤を運用するインフラの担当、情報システムの責任者

Tabularis(データベース管理ツール。MCP の describe_table 経由で SQL を差し込まれ、読み取り専用の設定を迂回される)高
CVE-2026-118378CWE-89AI 関連(MCP)第13版
CVSS
8.5

VulnCheck(CNA)の評価(v4.0、Secondary)。v3.1 では7.8(Primary)。NVD の状態は Deferred。公開は10/28 03:17(UTC)

内容
SQLite ドライバが describe_table ツールの table_name をそのまま PRAGMA に渡す。細工した名前で PRAGMA の括弧を閉じ、後続の文を実行できる。AI エージェントが悪意あるコンテンツに誘導された場合も含む。
影響
読み取り専用モードと書き込み承認を迂回し、SQLite のデータを読み取り・変更・削除できる。対象は 0.10.0 以上 0.28.0 未満。悪用の報告は確認できていない。
対策
0.28.0 以降へ更新する(NVD の参照にあるリリース v0.28.0)。更新までは、AI エージェントから Tabularis の MCP を使わせない。
出典
NVD CVE-2026-118378・GHSA-xrx3-j98v-67x9・v0.28.0・VulnCheck
続報

第13版新規。修正版は 0.28.0。

確認する人:AI エージェントに DB を触らせる開発担当、MCP サーバーを運用するインフラの担当

Rank Math SEO(WordPress の SEO プラグイン。REST API でデータを復元する際に PHP オブジェクトを注入される)高
CVE-2026-1928CWE-502第13版
CVSS
8.8

Wordfence(CNA)の評価(v3.1、Primary)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/28 04:18(UTC)

内容
updateMeta の REST API エンドポイントが、信頼できない入力をデシリアライズ(データから元のオブジェクトへ戻す処理)している。
影響
Contributor(寄稿者)以上の権限を持つ攻撃者が PHP オブジェクトを注入できる。POP チェーン(既存コードの連鎖)が成立すると、uploads ディレクトリへの Webshell の書き込みからコード実行に至るおそれがある。対象は 1.0.276 以下。
対策
修正版の版数は NVD の記載にない(未確認)。NVD の参照に changeset 3666725 がある。最新版へ上げ、寄稿者以上のアカウントを見直す。
出典
NVD CVE-2026-1928・Wordfence・プラグインの変更履歴(NVD の参照)
続報

第13版新規。修正版は未確認。

確認する人:WordPress を運用するウェブ制作・保守の担当

libexpat(XML 解析ライブラリ。多くの OS・アプリが組み込む。属性が極端に多い入力で整数があふれる)高
CVE-2026-118370CWE-190第13版
CVSS
8.2

VulnCheck(CNA)の評価(v4.0、Secondary)。v3.1 では5.9(Primary)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/28 03:17(UTC)

内容
storeAtts()(lib/xmlparse.c)で、属性が極端に多い開始タグを含む巨大な文書を読むと、attIndex と nPrefixes がオーバーフローし、範囲外書き込みが起きる。同じ公開で CVE-2026-117610(libexpat の外部エンティティ処理、v4.0 で8.2)も出ているが、詳細は開いていない。
影響
アプリのクラッシュやヒープの破損につながる。対象は 2.9.0 以下。悪用の報告は確認できていない。libexpat は Python・PHP・Linux ディストリビューションなどに入っているため、利用中の OS の更新を待つ形になりやすい。
対策
NVD の記載には修正版の版数がない(未確認)。NVD の参照に修正コミット(1bac53c、621cb2c)と PR 1450 がある。ディストリビューションの更新と、コンテナイメージの再ビルドを追う。
出典
NVD CVE-2026-118370・libexpat PR 1450・VulnCheck
続報

第13版新規。修正版は未確認。

確認する人:インフラの担当、Python・PHP の実行環境を管理する担当

IvyForms(WordPress のフォームプラグイン。公開フォームから実行可能なファイルを置ける)高
CVE-2026-109384CWE-434第14版
CVSS
8.8

NVD 掲載の評価(v3.1、Primary)。NVD の分析状況は未確認。公開は10/28 07:16(UTC)

内容
危険な拡張子を禁止する一覧がなく、公開済みフォームの REST 経由で、未認証の相手が実行可能なファイルをアップロードできる。
影響
サーバー上でコードを動かされるおそれがある。対象は 1.5.1 以下。悪用の報告は確認できていない。
対策
修正版の版数は確認できていない(未確認)。最新版を確認し、上げられるまではファイルアップロード欄のあるフォームを止める。
出典
NVD CVE-2026-109384・Wordfence・該当コード(1.5.1)
続報

第14版新規。第13版の取得後(10/28 07:16 UTC)に公開された。修正版は未公表または未確認。

確認する人:WordPress を運用するウェブ制作・保守の担当

VikRentCar(WordPress のレンタカー予約プラグイン。管理者を誘導すると任意の PHP を書き込まれる)高
CVE-2026-111120CSRF第14版
CVSS
8.8

NVD 掲載の評価(v3.1、Primary)。NVD の分析状況は未確認。公開は10/28 07:16(UTC)

内容
condtext_update_tmpl の nonce(なりすまし防止の確認値)の検証に不備がある。管理者が細工したページを開くと、テンプレートに PHP を書き込まれる。
影響
サーバー上でコードが動くおそれがある。管理者の操作が前提になる。対象は 1.4.8 以下。悪用の報告は確認できていない。
対策
1.4.8 を超える版へ更新する(NVD の記載は 1.4.8 以下が対象)。更新までは、管理者が管理画面にログインしたまま他のサイトを閲覧しない運用にする。
出典
NVD CVE-2026-111120・該当コード(1.4.8)
続報

第14版新規。第13版の取得後(10/28 07:16 UTC)に公開された。修正版は未公表または未確認。

確認する人:WordPress を運用するウェブ制作・保守の担当

MxChat(WordPress の AI チャットボットプラグイン。未認証の訪問者が管理画面で動くスクリプトを仕込める)高
CVE-2026-110662XSSAI 関連第14版
CVSS
7.2

NVD 掲載の評価(v3.1、Primary)。NVD の分析状況は未確認。公開は10/28 07:16(UTC)

内容
admin-ajax.php に送られた値がそのまま保存され、管理者が Transcripts(会話履歴)ページを開くと実行される。
影響
管理者のブラウザで任意のスクリプトが動き、管理者権限での操作を奪われるおそれがある。対象は 3.2.25 以下。悪用の報告は確認できていない。
対策
3.2.25 を超える版が出ているか確認して更新する(修正版の版数は未確認)。上げるまでは、Transcripts ページを開かない。
出典
NVD CVE-2026-110662・該当コード(3.2.25)
続報

第14版新規。第13版の取得後(10/28 07:16 UTC)に公開された。修正版は未公表または未確認。

確認する人:AI チャットボットを WordPress に載せる開発担当、サイトの管理者

MemberPress(WordPress の会員制サイト用プラグイン。nonce を省くだけで検査が飛ばされ、メールアドレスを書き換えられる)高
CVE-2026-92797CWE-352第15版
CVSS
8.8

Wordfence(CNA)の評価(v3.1、Primary)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/28 08:16(UTC)

内容
save_profile_fields() が nonce(リクエストの正当性を示す値)の検証に isset() を使っており、パラメータを省くだけで検査が飛ばされる。
影響
ログイン中の利用者にリンクを開かせると、そのメールアドレスを書き換えられ、パスワード再設定でアカウントを奪える。対象は 1.14.1 以下。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
NVD の参照にあるチェンジログは 1.14.2 を指している。1.14.2 以降へ上げる(チェンジログの本文は未確認)。管理者権限のアカウントは、更新までリンクの踏み込みに注意する。
出典
NVD CVE-2026-92797・Wordfence・MemberPress チェンジログ
続報

第15版新規。1.14.2 が修正版の可能性があるが、本文は未確認。

確認する人:WordPress を運用するウェブ制作・保守の担当

AWS の TLS 信頼リスト(eMudhra 発行の中間 CA の秘密鍵が推測できる状態だった。ALB・CloudFront は10/28 が期限)点数なし
CVE-2026-1119432026-150-AWS第9版

点数は公表されていません。AWS の分類は「Important」。公告は10/24 公開、10/27 14:30(PDT)更新。

内容
AWS が管理する TLS の信頼リストに入っていた外部 CA(eMudhra・emSign)の中間 CA 秘密鍵が、P-384 の鍵生成時の乱数の問題で推測できる状態だった。対象は TLS 用6本とコード署名用2本。発行元は10/18 に該当の中間証明書を失効させ、相互署名の CA も10/19 に失効させた。
影響
影響を受けるのは、AWS のサービスが顧客指定の外部先(IdP、オリジンサーバー、Webhook 先など)へ TLS で出ていくときの証明書検証。秘密鍵を手にした第三者が偽の証明書を作り、通信に割り込める。失効確認(OCSP・CRL)を行い、確認できなければ止める設定のクライアントは影響を受けない。
対策
ALB(OIDC・JWT 認証):IdP の証明書が対象のルートに連なるなら、AWS が信頼する CA の証明書へ差し替える。期限は10/28 で、AWS 側がルートを外す作業は10/29〜31。CloudFront:オリジン証明書が対象に連なるなら同様に差し替え(期限10/28)。Amazon Linux 2・2023 は ca-certificates を更新、boto3・botocore は botocore 1.43.117 以降、Lambda のコンテナイメージは再ビルド(ZIP は10/30 までに自動更新の予定)、Bottlerocket は更新 AMI か暫定の上書き設定、Corretto は最新版、EMR は10/31 の更新版。RDS for SQL Server・STS・Cognito は AWS 側の対応で、作業は不要。
出典
AWS 2026-150-AWS

確認する人:AWS を運用するインフラの担当、認証基盤・CDN の担当

AWS Multi Model Server(機械学習モデルの配信ツール。保守終了で、修正版は出ない)点数なし
CVE-2026-115812CVE-2026-1158132026-148-AWS第9版

点数は公表されていません。AWS の分類は「Important」。公告は10/23。修正の状況:修正版なし・予定もなし(リポジトリは2025/11/20 から読み取り専用)

内容
1.1.11 までの全版が対象。CVE-2026-115812 はモデルアーカイブの展開処理の不備で、細工したアーカイブから想定外の場所へファイルを書かれ、MMS の権限でコードが動くおそれがある。CVE-2026-115813 はモデルのダウンロード経路で、意図しない宛先へリクエストを送らされる。
影響
公告によると管理インターフェースに認証がなく、ネットワークへ公開している環境ほど危険が高い。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
修正版が出ないため、対応済みの別のモデル配信基盤へ移す。移行までは、管理用のポートを外部に出さず、外部から受け取った URL をダウンロードに使わない。SageMaker の標準構成のように、管理画面が配信ポートと同じ場合は、ループバック限定にするとモデルの読み込み自体ができなくなる。この場合は、信頼できる呼び出し元だけが配信ポートへ届くようにする。自社でフォークしている場合は、展開先の外に出るパスの拒否とダウンロード先の許可リスト化を自前で入れる。
出典
AWS 2026-148-AWS

確認する人:AI・データ基盤の担当(SageMaker や自前の推論基盤を使う場合)

seccomp の denylist(コンテナや systemd の隔離設定)が、32ビット引数の扱いの差で迂回される点数なし
CVE未採番oss-security第9版

点数は公表されていません。投稿者も点数を付けていない。修正の状況:各プロジェクトの修正版は本文に示されていない。libseccomp の C・Go・Rust バインディングには、ドキュメント修正のパッチが提出されている

内容
seccomp-bpf のフィルタは64ビットのレジスタ全体を比べるが、カーネルは32ビットの int 引数を下位32ビットだけで扱う。上位ビットを細工した値で、引数を条件にした denylist をすり抜けられる。投稿は containerd、Podman(container-libs)、systemd、QEMU を名指ししている。最も深刻なのは systemd で、RestrictAddressFamilies= と RestrictNamespaces=(unshare・clone・setns の制限)が破られる。
影響
サンドボックスとして頼っている制限が効かないおそれがある。Docker・runc・libseccomp そのものが影響を受けるとは、本文に書かれていない。公開された攻撃コードや再現手順は、本文からは確認できない。
対策
自社の seccomp プロファイルで、引数を比べる denylist を洗い出す。32ビット引数は下位32ビットにマスクして比べる(libseccomp の SCMP_CMP_MASKED_EQ)か、許可する値だけを通す allowlist(既定は拒否)にする。各プロジェクトの修正版は、出たら更新する。
出典
oss-security 2026/10/27(投稿者 Ricardo Branco)

確認する人:インフラ・コンテナ運用の担当、セキュリティの担当

GRR(PHP 製のアプリ。LDAP の接続設定から悪意ある PHP コードを注入され、ほか2件)緊急
CVE-2026-58256CVE-2026-58205CVE-2026-58257第9版
CVSS
9.1

NVD に載る v3.1 の評価(評価元は未確認)。CVE-2026-58256 が9.1、CVE-2026-58205 が8.1、CVE-2026-58257 が7.2。公開は10/27(UTC)

内容
CVE-2026-58256:LDAP 接続設定を通じて悪意ある PHP が注入され、リモートでコードが実行される。CVE-2026-58205:maj.php の forcemaj 引数がエスケープされず反射型 XSS になる。CVE-2026-58257:DB の復元機能にパスの検証がなく、任意ファイルの読み取り・削除ができる。
影響
3件目までの前提条件(認証の要否など)は、取得した資料では確認できていない。悪用の報告も確認できていない。
対策
修正版は、取得した資料では確認できていない。GRR を使っている場合は、開発元の案内を確認し、管理画面を社外へ公開しない。
出典
NVD CVE-2026-58256NVD CVE-2026-58205NVD CVE-2026-58257

確認する人:PHP 開発の担当、GRR を運用する担当

Jupiter X Core(WordPress のテーマ用プラグイン。X ログインの処理が不完全で、ログインなしで管理者になりすませる)緊急
CVE-2026-106013CWE-287第12版
CVSS
9.8

Wordfence(CNA)の評価(v3.1、Primary)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/28 02:17(UTC)

内容
X ログインのコールバック処理(verify_twitter_callback)が、訪問者のトークンを受け取った後で認証情報を差し替えていない。このため、プロフィールの取得は訪問者ではなくサイト運営者が保存したトークンで署名され、X は「X アプリの所有者」のプロフィールを返す。プラグインはそのメールアドレスに一致する WordPress アカウントを探し、wp_set_auth_cookie() でログイン状態にする。
影響
認証なしの攻撃者が、X アプリの所有者のアカウントとしてログインできる。所有者は多くの場合サイト管理者で、サイト全体を乗っ取られるおそれがある。対象は 0 から 4.61.0 まで(上限を含む)。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
修正版の版数は、取得した資料では確認できていない(未確認)。NVD の参照にあるプラグインのリポジトリの変更履歴が修正に関係する可能性はあるが、確定できない。修正版が確認できるまでは、プラグインを最新版に上げられるか確認し、X ログイン機能を無効にする。管理者アカウントで見覚えのないログインがないか、ログを見ておく。
出典
NVD CVE-2026-106013・Wordfence・プラグインの変更履歴(NVD の参照)
続報

第12版新規。第11版の取得後(10/28 02:17 UTC)に公開された。修正版は未公表または未確認。

確認する人:WordPress を運用するウェブ制作・保守の担当

jackson-databind(Java の JSON 変換ライブラリ。型の検証をすり抜けて、攻撃者が選んだクラスを作らせられる)緊急
CVE-2026-110879GHSA-j3rv-43j4-c7qm(元の欠陥)第11版
CVSS
9.8

NVD に載る v3.1 の評価(評価元は Secondary で、NVD の分析前)。公開は10/28 01:16(UTC)

内容
6月公開の CVE-2026-54512(PolymorphicTypeValidator の迂回)の修正が不完全だった。型 ID の外側のクラスは検査されるが、ジェネリック型の引数に入れたクラスは検査されず、直接指定すると拒否されるクラスも通る。allowIfBaseType(...) で外側が許可されると、検証が LaissezFaireSubTypeValidator に切り替わり、中身が無制限になる。配列の型 ID にも同じ穴がある。
影響
NVD の記載では、HashMap のキーに Spring の FileSystemXmlApplicationContext を入れる連鎖で、アプリの実行ユーザーとして任意のコマンドが動く。条件は、クラスパスに Spring があり、アプリが読み込む XML を攻撃者が用意できること。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
com.fasterxml.jackson.core の jackson-databind は 2.18.12(2.10.0〜2.18.11)、2.21.8(2.19.0〜2.21.7)、2.22.4(2.22.0〜2.22.3)以降へ。tools.jackson.core(3系)は 3.1.8(3.0.0〜3.1.7)、3.2.4(3.2.0〜3.2.3)以降へ。2.10.0 未満は対象外と記載されている。回避策は、取得した資料では確認できていない。多態型の読み込み(enableDefaultTyping、@JsonTypeInfo)を使う箇所と、allowIfBaseType を設定している箇所を先に洗い出す。
出典
NVD CVE-2026-110879・GHSA-j3rv-43j4-c7qm・GHSA-m8xf-2cr7-77ph
続報

第11版新規。第10版の取得後(10/28 01:16 UTC)に公開された。GitHub アドバイザリの一覧にはまだ載っていない。

確認する人:Java 開発の担当、Spring を使うアプリの担当

Jackson の protobuf・Smile 形式パーサー(Java の JSON・データ形式ライブラリ。細工した入力でメモリ不足を起こし、サービスを止められる。map キーの1件を第11版で追加)高
CVE-2026-104016CVE-2026-104895GHSA-c2rq-mcfv-jw29GHSA-h3c2-2m49-r49wCVE-2026-110747GHSA-fv7v-rrmh-4qcv第11版
CVSS
7.5

NVD に載る v3.1 の評価(2件とも同じ、評価元は Secondary で分析前)。protobuf 側は GitHub アドバイザリでも High(7.5)。公開は10/28 00:17(UTC)

内容
protobuf 形式の文字列の長さが整数の上限付近だと、境界チェックをすり抜けて巨大な領域を確保しようとする(33バイト程度の入力で到達)。Smile 形式の非同期パーサーも、入力の長さ指定を無検査で信じ、約10バイトで約2GBの確保が起きる。第11版で加えた CVE-2026-110747 は、protobuf の map エントリの文字列キーの長さで同じ桁あふれが起き、8バイトのメッセージで足りる(7.5、NVD の v3.1 Secondary)。2.18〜2.20 と 3.0〜3.1.5 は該当のメソッドがなく対象外。
影響
認証なしで送れる小さなデータで、Java のサービスが OutOfMemoryError で止まる。影響は止まること(可用性)のみで、情報の漏えいや乗っ取りは記載されていない。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
com.fasterxml.jackson.dataformat は 2.18.12・2.21.8・2.22.4、tools.jackson.dataformat(3系)は 3.1.8・3.2.4 以降へ上げる(CVE-2026-110747 の対象は 2.21.6〜2.21.7、2.22.0〜2.22.3、3.1.6〜3.1.7、3.2.2〜3.2.3)。3.0系と2.19未満の古い系統は、上の系統へ移す計画が要る。回避策はアドバイザリに載っておらず、StreamReadConstraints の上限でも防げないと書かれている。gRPC ゲートウェイや Kafka のように外部から直接データを受ける入口から先に見る。
出典
GHSA-c2rq-mcfv-jw29・GHSA-h3c2-2m49-r49w・NVD CVE-2026-104016・NVD CVE-2026-104895・GHSA-fv7v-rrmh-4qcv・NVD CVE-2026-110747
続報

第11版protobuf の map キー経路の1件(CVE-2026-110747、7.5)を追加した。公開は10/28 01:16(UTC)。2.x の修正版は 2.21.8・2.22.4、3系は 3.1.8・3.2.4。

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第10版新規。第9版の取得後(10/28 00:17 UTC)に公開された。

確認する人:Java 開発の担当、gRPC・Kafka など外部入力を受ける基盤の担当

Cronicle(Node.js 製のジョブスケジューラ。一般ユーザーが root を含む任意のユーザーとしてジョブを動かせる)高
CVE-2026-58255第9版
CVSS
8.8

NVD に載る v3.1 の評価(評価元は未確認)。公開は10/27(UTC)

内容
イベント API に uid・gid を差し込めるため、一般ユーザーが root を含む任意のユーザーとしてジョブを実行できる。
影響
権限の低いアカウントから、サーバー全体の権限を取られる。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
修正版は、取得した資料では確認できていない。Cronicle を使っている場合は、ジョブを作れるユーザーを絞り、開発元の案内を確認する。
出典
NVD CVE-2026-58255

確認する人:Node.js 開発の担当、運用の担当

nuxt-ollama(Nuxt 用の Ollama 連携モジュール。クラウド用 API キーが公開設定として HTML に出て、ログインなしで見える)高
CVE-2026-59158第9版
CVSS
7.5

NVD に載る v3.1 の評価(評価元は未確認)。公開は10/27(UTC)

内容
クラウド向けの API キーが公開用の設定に入り、ページの HTML から誰でも読める。
影響
漏れたキーで、利用元のクラウド側の LLM サービスを第三者に使われ、課金や情報の持ち出しにつながる。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
修正版は、取得した資料では確認できていない。使っている場合は、キーを再発行して入れ替え、キーをブラウザ側の設定に置かない構成にする。
出典
NVD CVE-2026-59158

確認する人:Node.js・Nuxt 開発の担当、AI 基盤の担当

MLflow(機械学習の実験・モデル管理基盤、スコアラーの読み込みから任意のコードが動く)緊急
CVE-2026-116692GHSA-26p8-2jq9-3vq9第7版
CVSS
9.8

GitHub アドバイザリの評価(v3.1、認証不要)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
3.12.0rc0 以上 3.17.0 未満。サードパーティ製スコアラーの許可リストに「子孫のモジュール」まで通る欠陥がある。書き込める許可パッケージの下に Python モジュールを置き、スコアラー呼び出し用の API にモジュール名とクラス名を送ると、トレース処理より前に import・インスタンス化され、コードが動く。前提は、スコアラーのパッケージがサーバープロセスから書き込めること。
影響
認証を無効にしている構成では、ログインなしで任意のコードが実行される。basic 認証の構成でも、実験・run の作成とアーティファクトのアップロードができる利用者が対象。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
3.17.0 以降へ更新する。更新までは、スコアラーのパッケージの置き場所を書き込み不可にし、アーティファクトの書き込み権限を絞り、MLflow を社内の閉じたネットワークで認証付きにする。
出典
GHSA-26p8-2jq9-3vq9NVD CVE-2026-116692MLflow v3.17.0

確認する人:AI・データ基盤の担当、Python 開発の担当

dd-trace-js(Datadog の Node.js 計測ライブラリ、細工した URL 1件で CPU が使い切られる)高
CVE-2026-116693GHSA-x94g-w73q-hpcw第7版
CVSS
8.7

GitHub アドバイザリの評価(v4.0、可用性のみ)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
2.0.0 以上 5.131.1 未満、6.0.0 以上 6.20.1 未満。クエリ文字列の秘匿用の既定の正規表現が、攻撃者の作る URL で過剰に処理を繰り返す(CWE-1333)。HTTP の URL を記録するたびに同期的に評価されるため、1件のリクエストで Node.js の処理全体が止まる。
影響
認証なしでネットワーク越しにサービスを止められる。情報の漏えいや書き換えは、記載された評価に含まれていない。
対策
5 系は 5.131.1、6 系は 6.20.1 へ更新する。更新までの回避策は、取得した資料では確認できていない。公開サービスでは、リクエスト数の制限など負荷対策を確認する。
出典
GHSA-x94g-w73q-hpcwNVD CVE-2026-116693dd-trace-js v6.20.1

確認する人:Node.js 開発の担当、運用・監視の担当

Asterisk(オープンソースの電話交換機、読み取り専用の資格情報から書き込みとコード実行、別件で未認証のクラッシュ)高
CVE-2026-57200CVE-2026-57195GHSA-wcvv-g26m-wx5cGHSA-3rhj-hhw7-m6fw第7版第9版
CVSS
7.5

GitHub アドバイザリの評価(v3.1)。2件とも7.5。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
CVE-2026-57200 は ARI(REST インターフェース)で、読み取り専用の資格情報でも REST-over-WebSocket 経由で書き込み操作ができ、任意のモジュールパスの読み込みから条件付きでコード実行に至る(20.20.1 未満、21.12.3 未満、22.10.1 未満、23.4.1 未満、Certified 22.8-cert3 未満)。CVE-2026-57195 は、HTTP 経由の AMI でダイジェスト認証を使うとき、未認証で NULL ポインタ参照によりクラッシュする(同じ版数に加え Certified 20.7-cert11 未満)。いずれも HTTP サーバーの有効化が前提で、既定では無効・127.0.0.1 のみ。
影響
HTTP サーバーを外部へ公開している、または ARI の資格情報を共有している環境で影響が大きい。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
20.20.1、21.12.3、22.10.1、23.4.1、Certified 22.8-cert3(57195 は 20.7-cert11 も)へ更新する。まず HTTP サーバー・ARI・AMI が有効かを確認し、有効なら到達元を絞る。
続報

第9版NVD に別件が3件登録された。CVE-2026-57191(res_pjsip_pubsub の sscanf によるスタックオーバーフロー、8.2、v4.0)、CVE-2026-57186(chan_ooh323 の Q.931 解析によるクラッシュ、7.5、v3.1)、CVE-2026-57190(CEL の cel_pgsql・cel_tds の SQL インジェクション、7.0、v4.0)。表のみの3件は6.0・6.9・2.3。評価元と修正版は、取得した資料では確認できていない。NVD CVE-2026-57191NVD CVE-2026-57186NVD CVE-2026-57190

出典
GHSA-wcvv-g26m-wx5cGHSA-3rhj-hhw7-m6fwNVD CVE-2026-57200NVD CVE-2026-57195

確認する人:運用・インフラの担当(IP 電話・コールセンター基盤を使う場合)

Microsoft Edge(Chromium 版、細工したページを開くとコードが動く2件)高
CVE-2026-83831CVE-2026-85898第7版第9版
CVSS
8.8

Microsoft の評価(v3.1、利用者の操作が必要)。2件とも8.8。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
CVE-2026-83831 は二重解放(CWE-415)、CVE-2026-85898 は型の混同(CWE-843)。NVD の影響範囲は Edge 1.0.0.0 から 154.0.4258.48 未満。
影響
ネットワーク越しにコードが実行される。ただし評価は UI:R で、利用者が細工したページを開く操作が前提。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
Edge を 154.0.4258.48 以降へ更新する(NVD の範囲からの読み取りで、MSRC のページは未取得)。管理端末は自動更新の状況を確認する。
続報

第9版NVD に別件が1件登録された。CVE-2026-62765(型の混同、7.5、v3.1)。修正版は、取得した資料では確認できていない。NVD CVE-2026-62765

出典
MSRC CVE-2026-83831MSRC CVE-2026-85898NVD CVE-2026-83831

確認する人:情報システム・端末管理の担当

Sunhillo SureLine(レーダー・航空データの中継装置、Cookie の偽造でログインを素通りされる)緊急
CVE-2026-112352CVE-2026-112350CVE-2026-112351第6版
CVSS
9.1

VulnCheck の評価。CVE-2026-112352 が9.1(v3.1・v4.0)、112351 が8.8(v3.1)、112350 が8.7(v4.0)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
SureLine 9.1.5 未満(CVE-2026-112352 の影響範囲は 8.0.0 以上 9.1.5 未満)。セッション Cookie にユーザー名だけが入っていて、乱数も改ざん検知もない。管理者名などを入れた偽の Cookie でログイン確認を通り、networkDiag.cgi 経由で root 権限のコマンド実行まで進める。radarUpdater.cgi ではパストラバーサルで、ログインなしに root 権限でファイルを読める(112350)。112351 は、2021年の旧欠陥(CVE-2021-36380)の修正を回避するコマンド注入。
影響
外部から届く装置では、ログインなしで装置を乗っ取られるおそれがある。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
9.1.5 以降へ更新する。更新までは、管理画面(CGI)への到達元を絞り、インターネットに公開しない。112350・112351 の影響範囲の細かい版は未確認。
出典
VulnCheck アドバイザリSunhillo SureLineNVD CVE-2026-112352

確認する人:運用・インフラの担当(SureLine を使う場合)

MembershipWorks(WordPress の会員管理プラグイン、会員限定の本文がログインなしで読める)高
CVE-2026-112355第6版
CVSS
8.7

VulnCheck の評価(v4.0)。v3.1 では7.5。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
6.17 より前の MembershipWorks で、コンテンツ保護の仕組みが通常の画面表示にしか効かず、REST API 経由の取得には効かない。投稿やページの本文が、保護されたままの内容も含めてそのまま返る(CWE-862、認可の欠如)。
影響
ログイン不要で、有料会員向けの記事や資料を読まれる。書き換えや停止は、記載された評価に含まれていない。
対策
6.17 以降へ更新する。更新までは、REST API の投稿・ページ取得を WAF などで絞る。「修正版 6.17」は「6.17 より前が対象」という記載からの読み取りで、修正版の明記は確認できていない。
出典
VulnCheck アドバイザリWordPress.org プラグインNVD CVE-2026-112355

確認する人:WordPress・Web 制作の担当(会員サイトを運営する場合)

CKEditor 5(Web のリッチテキストエディタ、細工した内容で任意の JavaScript が動く)高
CVE-2026-116688GHSA-rh54-vffm-5fvp第6版
CVSS
8.1

GitHub アドバイザリの評価(v3.1、要ログイン権限:低)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
45.0.0 以上 47.7.4 未満、48.0.0 以上 48.5.1 未満。style 属性の値を処理する経路で、古い es-toolkit のプロトタイプ汚染が起き、細工したエディタの内容を読み込むとブラウザで任意の JavaScript が動く。説明文と構造化データで48系の下限の書き方が異なる。
影響
他の利用者が投稿した内容を画面に表示する業務システムで、閲覧者の画面上で不正な処理が動き、セッションや画面の内容を奪われるおそれがある。
対策
47系は 47.7.4、48系は 48.5.1 以降へ更新する。npm の ckeditor5 を直接使うアプリと、エディタを組み込んだ CMS・管理画面の両方を確認する。
出典
GHSA-rh54-vffm-5fvpNVD CVE-2026-116688CKEditor 5 v48.5.1

確認する人:Node.js・フロントエンドの担当、CMS・管理画面の担当

MLflow(機械学習の実験・モデル管理基盤、API 経由でサーバー上のファイルが読める)高
CVE-2026-116690GHSA-m65p-9j7q-6w33第6版
CVSS
7.5

GitHub アドバイザリの評価(v3.1、認証不要)。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
3.10.0 以上 3.17.0 未満。スキーマのない相対パスがパス検証を通り、プロンプトかどうかの判定もタグの有無だけで行われる。これを突くと、モデルバージョンの保存先にサーバー上のローカルパスを指定し、get-artifact API で MLflow サーバーが読めるファイルを取得できる。同じ日に、CrewAI の autolog が LLM 設定の API キーを平文でトレースに記録する欠陥(CVE-2026-116691、6.5)も公開された。
影響
認証を設定しない既定の構成では、ログインなしで、サーバー上の設定ファイルや API キーが読まれるおそれがある。basic 認証を使う場合は、モデル登録の権限を持つ利用者が対象。
対策
3.17.0 以降へ更新する。更新までは MLflow を社内の閉じたネットワークに置き、認証を有効にする。
出典
GHSA-m65p-9j7q-6w33NVD CVE-2026-116690MLflow v3.17.0

確認する人:AI・データ基盤の担当、Python 開発の担当

AWS CDK aws-redshift-alpha(クラウド構成をコードで作る道具の実験モジュール、デプロイ時の SQL を書き換えられる)点数なし
CVE-2026-115418GHSA-25hh-xvj4-2cqv2026-151-AWS第6版

点数は公表されていません。AWS の分類は「Important」。公開は10/26 9:30(米国太平洋時間)

内容
@aws-cdk/aws-redshift-alpha の 2.274.0-alpha.0 より前。Redshift のユーザー・テーブル・権限を管理するコンストラクトで、ユーザー名・コメント・パスワードに細工した値を入れると、デプロイ時の SQL が書き換わる。その SQL は Redshift のスーパーユーザー権限で動く。
影響
クラスタ内の全ユーザーにアクセス権が付くおそれがある。攻撃者が CDK アプリのプロパティ値を操作できる場合が前提で、外部から直接は届かない。
対策
2.274.0 以降へ更新する。更新後も、過去のデプロイで PUBLIC に付いたテーブル権限は自動では消えないため、本番・検証の Redshift で付与状況を確認する。更新までは、ユーザー名・コメント・パスワードに信頼できる開発者が書いた値だけを使う。
出典
AWS 2026-151-AWS

確認する人:インフラ・AWS 構築の担当

MCP TypeScript SDK(AI エージェント向け MCP サーバーを作る公式部品、HTTP 公開時に巨大なリクエストで止められる)高
GHSA-f897-62hf-6gxqCVE未採番第5版
CVSS
7.5

GitHub アドバイザリの評価(v3.1)。CVE は付いていない。公開は10/15、GitHub の新着一覧に10/27 付けで載った

内容
対象は npm の @modelcontextprotocol/sdk 1.10.0 以上 1.30.1 未満、server・node 2.0.0 以上 2.1.0 未満、hono 2.0.0 以上 2.0.1 未満。HTTP で公開する MCP サーバーが、POST ボディの大きさも JSON-RPC バッチの件数も制限していない。
影響
ログインなしで、巨大なリクエストや長いバッチ1本を送ってメモリを使い切らせ、他の利用者への応答も止められる。express.json() を入れてもバッチの件数は制限されない。stdio だけで動かしているサーバーは対象外。
対策
sdk 1.30.1、server・node 2.1.0、hono 2.0.1 以降へ更新する。修正版は4 MiB 超のボディに 413、100件超のバッチに 400 を返す。大きなリクエストが必要なら maxRequestBodySize で上限を上げる。すぐ更新できないときは、リバースプロキシでボディサイズに上限を設ける。
出典
GHSA-f897-62hf-6gxq

確認する人:AI・データ基盤の担当、Node.js・Web開発の担当

Symfony(PHP のフレームワーク、Yaml の深い入れ子と HTTP ヘッダーの処理で止められる)高
CVE-2026-109413CVE-2026-108082GHSA-2v3c-qxhr-7vpvGHSA-r925-mgvr-h9cc第5版
CVSS
8.7

GitHub アドバイザリの評価(v4.0。2件とも8.7)。公開は10/15、GitHub の新着一覧に10/27 付けで載った

内容
CVE-2026-109413:symfony/yaml の字句解析が入れ子の深さを制限せず、深く入れ子にした YAML でスタックが尽きる。CVE-2026-108082:symfony/http-foundation の HeaderUtils::split() が、空白が長く続く Cache-Control ヘッダーで処理時間が倍々に増える(正規表現の過剰な計算)。
影響
ログインなしで、細工した1件のリクエストから、PHP のプロセスを落とす、または CPU を使い切らせられる。#[MapRequestPayload] を使い、YAML の Content-Type を絞っていないエンドポイントは、YAML 側から狙われる。
対策
Yaml は 5.4.54、6.4.45、7.4.18、8.1.6 以降へ。HttpFoundation は 5.4.54、6.4.46、7.4.19、8.1.7 以降へ。ただし最初の修正版には空白区切りの分割が壊れる不具合があり、6.4.48、7.4.21、8.1.9 で直っているため、更新先は各系統の最新にする。すぐ更新できないときは、外部の YAML を受けるエンドポイントで acceptFormat を明示的に絞る。
出典
GHSA-2v3c-qxhr-7vpvGHSA-r925-mgvr-h9ccNVD CVE-2026-109413NVD CVE-2026-108082

確認する人:PHP 開発の担当

PhpSpreadsheet(PHP の Excel・ODS 読み書きライブラリ、細工した ODS でメモリを使い切る)高
CVE-2026-108359GHSA-j2w7-387v-m2rq第5版
CVSS
8.7

GitHub アドバイザリの評価(v4.0)。第4版では「詳細未確認」としていた項目。公開は10/12、GitHub の更新は10/27

内容
ODS 読み込みで table:number-rows-repeated の値に上限チェックがなく、1.4KB ほどのファイルで数百万セルが作られる。列方向には上限があり、影響は行方向に限られる。
影響
ユーザーがアップロードした .ods を既定の設定で読むアプリが、認証なしでメモリ切れ(PHP の致命的エラー)にされる。
対策
1.x は 1.30.7、2.0〜2.1 は 2.1.19、2.2〜2.4 は 2.4.8、3.x は 3.10.8、4.x〜5.x は 5.10.0 へ更新する。すぐ更新できないときは、ODS のアップロードを受けない。
続報

第4版では GitHub の新着一覧に載ったことだけを確認していた。今回、アドバイザリを開いて影響範囲と修正版を確認した。

出典
GHSA-j2w7-387v-m2rq

確認する人:PHP 開発の担当

hydra-core(Python の設定管理ライブラリ、悪意ある設定を読むと任意のコードが動く)高
GHSA-wf6j-7hvr-gr93CVE未採番第5版
CVSS
7.8

GitHub アドバイザリの評価(v3.1)。CVE は付いていない。第4版では「詳細未確認」としていた項目。公開は10/27

内容
1.3.6 以上 1.3.8 未満、1.4.0.dev9 以上 1.4.0rc3 未満で、旧式のブラックリストが PyYAML の安全でない読み込み経路を塞いでいない。instantiate() に攻撃者が操作できる対象と引数が渡ると、yaml.unsafe_load 経由で Python のコードが動く。
影響
外部のモデル置き場(Hugging Face など)から取得したモデルに悪意ある設定が入っていて、それを制限なしに Hydra へ渡すアプリでは、アプリのプロセス権限でコードが動く。すべてのモデルが対象という意味ではない。
対策
hydra-core 1.3.8 または 1.4.0rc3 以降へ更新する。更新までは、信頼できない設定を instantiate()・call() に渡さない。
続報

第4版では GitHub の新着一覧に載ったことだけを確認していた。今回、アドバイザリを開いて影響範囲と修正版を確認した。

出典
GHSA-wf6j-7hvr-gr93

確認する人:AI・データ基盤の担当、Python・Web開発の担当

Thunderbird 153.6(メールソフト、154件を一括で修正。Windows で NTLM 情報が漏れる経路を含む)点数なし
MFSA 2026-122CVE-2026-118174CVE-2026-118176第5版

点数は公表されていません。Mozilla の評価は、154件の大半が High。NVD の CVE-2026-118170〜118180 のうち Thunderbird 分は、今回の照会では点数が付いていなかった

内容
Mozilla が 10/27 に MFSA 2026-122 で公表。High の例は、OpenPGP の鍵添付が攻撃者の指定した URL を読み込む(118174)、UNC パスの制限回避(118176)、カレンダー検出やRSS で file: URL へ誘導される(118177・118178)。ほかに、ブラウザ部分と共通のメモリ破壊や sandbox 脱出が多数ある。
影響
Windows では、細工したメールやフィードで NTLM 認証情報(社内のログイン情報の一種)が外部へ送られるおそれがある。Microsoft 365 や社内ファイルサーバーを使う環境では、認証情報の流出につながる。
対策
Thunderbird を 153.6(ESR)以降、または 159 へ更新する。更新までは、見知らぬ送信元のメールとカレンダー・RSS の購読を開かない。
出典
Mozilla MFSA 2026-122NVD CVE-2026-118174

確認する人:社内 PC の管理担当、情報システムの担当

AWS API MCP Server(AWS の API を AI から操作する MCP サーバー、OAuth のトークン宛先を検証しない)点数なし
CVE-2026-1154132026-152-AWSGHSA-4prq-p2x5-w9fh第4版

点数は公表されていません(AWS の公告に CVSS の記載なし)。AWS は重要度を「Important」としている。NVD での登録は、今回の照会では確認できなかった

内容
1.3.0 以上 1.6.0 未満で、OAuth 認証と streamable-http を使う構成に影響する。トークンの署名・発行者・有効期限は検証するが、どのアプリ向けに発行されたかを示す項目(audience)を確認しない。同じテナント内の別アプリ向けに発行されたトークンが通ってしまう。
影響
MCP サーバーのホストに設定した AWS 認証情報で、AWS の API を呼び出されるおそれがある。AI エージェントに AWS を触らせている開発環境が対象になる。
対策
AWS API MCP Server 1.6.0 へ更新する。更新できない場合は、標準の stdio トランスポートを使う。OAuth を使い続けるなら、更新に加えて AUTH_AUDIENCE を設定する(Amazon Cognito のようにアクセストークンへ audience が入らない場合は AUTH_CLIENT_ID)。フォークや派生コードは個別にパッチを当てる。
出典
AWS 2026-152-AWS

確認する人:AI・データ基盤の担当、クラウド運用の担当

Atlantis(Terraform を Pull Request から自動実行するツール、ワークスペース名経由のコマンド注入)高
CVE-2026-116676GHSA-rjh2-4xgw-p2hj第4版
CVSS
8.8

GitHub アドバイザリの評価(v3.1、Secondary)。NVD は分析前(Received)

内容
Atlantis 0.4.0 以上 0.47.1 未満が、atlantis.yaml の workspace の値を Terraform の引数に入れ、sh -c で実行する。plan できる Pull Request を出せる貢献者が、ワークスペース名にシェルの記号を仕込むと、Atlantis のサービスアカウントで任意のコマンドが動く。カスタムワークフローや apply の権限は不要。同じリポジトリのブランチなら、--allow-fork-prs なしでも届く。
影響
実行環境のクラウド・Terraform・Git の認証情報や、状態ファイルが奪われるおそれがある。インフラ全体の入口になりやすい。
対策
Atlantis 0.47.1 へ更新する。更新までは、Pull Request を出せる人を信頼できる範囲に絞る。
出典
GHSA-rjh2-4xgw-p2hjAtlantis v0.47.1NVD CVE-2026-116676

確認する人:インフラ・CI/CD 運用の担当(Atlantis を使う場合)

FileBrowser Quantum(セルフホストのファイル管理 Web、シンボリックリンク経由で範囲外のファイルが読める)高
CVE-2026-116682GHSA-mgqf-5mf5-prfj第4版
CVSS
8.6

GitHub アドバイザリの評価(v3.1、Secondary)。NVD は分析前(Received)

内容
1.5.2-stable 未満と、2.0.0-beta から 2.0.1-beta 未満で、シンボリックリンクの先が許可範囲の中かを確かめずに読み込む(FollowSymlinks が有効な場合)。ダウンロード、プレビュー、OnlyOffice、公開共有の読み取りに及ぶ。認証済みでダウンロード権限のあるユーザーに加え、共有リンクを知る人は、アカウントなしで同じことができる(共有ディレクトリにリンクがある場合)。
影響
サーバー上の範囲外のファイルが読まれ、設定ファイルや鍵が漏れるおそれがある。
対策
1.x は 1.5.2-stable、2.0 ベータは 2.0.1-beta へ更新する。すぐ更新できないときは、公開共有で FollowSymlinks を切ると公開リンク経由の経路は閉じる(アドバイザリは回避策として明記していない)。
出典
GHSA-mgqf-5mf5-prfjv1.5.2-stablev2.0.1-betaNVD CVE-2026-116682

確認する人:インフラ運用の担当(FileBrowser Quantum を使う場合)

X.Org X Server・XWayland(Linux の画面表示基盤、XKB の二重解放)高
CVE-2026-88812第4版
CVSS
7.8

SUSE の評価(v3.1、Secondary)。NVD は分析前(Received)。ローカルの低権限ユーザーが前提(AV:L)

内容
xorg-x11-server 21.1.25 未満と xwayland 24.1.14 未満の、XKB の SetGeometry の処理でメモリを二重に解放する。接続したクライアントがサーバーを落とせて、条件によってはサーバーの権限でコードを実行できる。
影響
Linux のデスクトップや、画面転送・VDI を使う開発端末で、低権限のユーザーから権限を上げられるおそれがある。ディストリビューション側の修正状況は、この記録からは分からない。
対策
xorg-x11-server 21.1.25、xwayland 24.1.14 以降へ更新する。各ディストリビューションの公告を確認する。
出典
X.Org 修正コミットNVD CVE-2026-88812

確認する人:インフラ運用・端末管理の担当

undici(Node.js の HTTP クライアント、HTTP/2 上の WebSocket で処理が落ちる)高
CVE-2026-109855GHSA-qq8j-7v2v-3rwp第4版第5版CVE-2026-109829CVE-2026-109383CVE-2026-87018
CVSS
7.5

GitHub 側の評価(v3.1、Secondary)。NVD は分析済み。CISA の評価は、悪用は確認なし・自動化可能。公開は10/15、GitHub の新着一覧に10/27 付けで載った

内容
undici 8.11.0・8.11.1 で、HTTP/2 上の WebSocket の接続に失敗すると、リクエストが完了扱いになって中断できず、エラーを受ける仕組みもないまま残る。悪意あるサーバーが接続を切ると、未処理のエラーで Node.js のプロセスが落ちる。
影響
WebSocket で外部のサーバーへつなぐ Node.js のサービスを、外から止められる。HTTP/2 が有効だと実験的な WebSocket クライアントが既定で動くため、気づかずに対象になりやすい。
対策
undici 8.11.2 以降へ更新する(続報の3件も塞ぐには 8.12.2・7.30.1・6.29.1 以降)。すぐ更新できないときは allowH2 を false にするか、信頼できないサーバーへの WebSocket 接続を避ける。
続報

第5版GitHub の新着に、同じ undici の High が3件増えた。CVE-2026-109829(7.4)はリダイレクト後の応答が元の URL でキャッシュされる。CVE-2026-109383(7.4)は tls オプションの checkServerIdentity が黙って消え、独自の証明書検証が効かない。CVE-2026-87018(7.5)は TLS 1.2 の再ネゴシエーションでプロセスが落ちる。修正版は 8.12.2・7.30.1・6.29.1 で、8.12.2 に上げれば第4版の件も含めて足りる。

出典
GHSA-4w7w-5xrc-9h26GHSA-2m5v-pch6-74hxGHSA-qrxm-fqhp-jwvmGHSA-qq8j-7v2v-3rwpNVD CVE-2026-109855

確認する人:Node.js・Web開発の担当

NextChat(AI チャットのクライアント、プラグインエディタの XSS)点数なし
CVE-2026-118132第4版

点数は公表されていません(NVD に評価なし、状態は Received)。修正版は記録に書かれておらず未確認

内容
NextChat 2.16.1 のプラグインエディタが、リモートの OpenAPI スキーマの内容を無害化せずに画面へ出す。攻撃者が置いたスキーマを読み込ませると、NextChat のサイト内で JavaScript が動く。
影響
JavaScript から読める Cookie などの端末内のデータを抜かれるおそれがある。社内で NextChat を立てている場合は、プラグインに信頼できない URL を登録させない運用が要る。
対策
修正版の有無を、プロジェクトのリリースノートで確認する。確認できるまでは、プラグインエディタで知らない URL のスキーマを読み込まない。
出典
NVD CVE-2026-118132NextChat(GitHub)

確認する人:AI・データ基盤の担当(NextChat を使う場合)

Adobe Campaign Classic(マーケティング配信基盤、SQL インジェクションなどが複数)緊急
CVE-2026-105781CVE-2026-104351CVE-2026-104353CVE-2026-105489CVE-2026-105780第3版
CVSS
10.0

NVD 掲載の Adobe 評価(v3.1)。CVE-2026-105781 が10.0、104351・104353・105489・105780 が9.9、104350 が9.3、104354・105779 が9.1。NVD の分析は未了(Received)。公開は10/27

内容
Adobe Campaign Classic 7.4.4 build 9402 以前に、SQL インジェクション(CVE-2026-105781・105489 ほか)、コードインジェクション(CVE-2026-104351)、OS コマンドインジェクション(CVE-2026-104353)、認可の不備(CVE-2026-105780)がある。CVE-2026-105781 は認証もユーザー操作も不要と記載されている。
影響
顧客リストやメール配信を扱う基盤が、外部から乗っ取られるおそれがある。この基盤は外部に接続されていることが多い。悪用の報告は、取得した資料では確認できていない。
対策
7.4.4 build 9403 以降へ更新する。更新までは、管理画面と API への到達元を絞る。
出典
Adobe APSB26-162NVD CVE-2026-105781NVD CVE-2026-104351

確認する人:マーケティング基盤・インフラの担当(Adobe Campaign を使う場合)

Veeam(バックアップ製品、認可回避・SQL インジェクション・MFA 回避)緊急
CVE-2026-108142CVE-2026-106076CVE-2026-107671CVE-2026-105477第3版
CVSS
9.1

NVD 掲載の評価(v4.0、HackerOne 経由の Secondary)。Backup & Replication の CVE-2026-108142 が9.1、Backup for Microsoft 365 の CVE-2026-106076 が9.0、Veeam ONE の CVE-2026-107671 が8.5、Agent for Linux の CVE-2026-105477 が7.3。NVD の分析は未了

内容
Backup & Replication 13.1.1.18 以前(13.1 系)と 13.0.2.29 以前(13.0 系)の CDP Coordinator Service に、認証なしで認可を回避できる欠陥がある(CVE-2026-108142)。Backup for Microsoft 365 8.0〜8.5.0.1014 では、組織移行の相手が設定データベースに SQL を注入できる(CVE-2026-106076)。Veeam ONE には MFA の回避がある。
影響
バックアップ基盤が侵害されると、復元用のデータが読まれたり壊されたりし、ランサムウェア被害時の復旧手段を失う。12.x 系は影響を受けない。
対策
Backup & Replication は 13.1.2(13.1.2.57)か 13.0.3(13.0.3.63)へ、Agent for Linux は 13.1.2(13.1.2.11)へ更新する。Backup for Microsoft 365 と Veeam ONE の修正版は、本稿の取得時点で確認できていない(KB4957 などで確認)。
出典
Veeam KB4948Veeam KB4957NVD CVE-2026-108142NVD CVE-2026-106076

確認する人:インフラ・バックアップ運用の担当(Veeam を使う場合)

EPICS Base(制御システム向けソフト、ネットワーク要求の整数オーバーフローなど4件)緊急
CVE-2026-114595CVE-2026-114596CVE-2026-114597CVE-2026-114598第3版
CVSS
9.3

ICS-CERT 評価(Secondary)。CVE-2026-114595 は v4.0 で9.3、v3.1 で9.8。ほかの3件は v4.0 で8.7〜8.8。CISA の SSVC 評価では悪用の兆候は none、自動化は yes。NVD の分析は未了

内容
EPICS Base 7.0.10 以前で、ネットワーク要求の処理にある整数オーバーフローにより、誤ったサイズでメモリが確保される。認証もユーザー操作も不要と記載されている。ほかに範囲外の書き込み・読み取りが3件ある。
影響
加速器や実験装置、産業用の制御ソフトで使われる。外部から届く構成では、停止やコード実行に至るおそれがある。悪用は把握されていない。
対策
修正版の情報は NVD の記録に含まれておらず、未確認。CISA の ICS アドバイザリで修正版を確認し、それまでは 7.0.10 以前を動かす機器を外部から到達できない経路に置く。
出典
CISA ICSA-26-300-01NVD CVE-2026-114595

確認する人:制御・IoT 機器の担当(EPICS を使う場合)

HCL Domino・Notes(eMudhra の中間 CA 鍵の漏えいで、外向き TLS が盗み見られる)緊急
CVE-2026-108014CVE-2026-108015第3版
CVSS
9.1

NVD 掲載の HCL PSIRT 評価(v4.0、Secondary)。NVD の分析は未了(Received)

内容
eMudhra の中間 CA 証明書8件の秘密鍵が漏えいしたとされ、これを信頼する HCL Domino Server と Notes Client で、攻撃者が偽の証明書を使った中間者攻撃を仕掛けられる(CWE-327)。
影響
外向きの TLS 通信の内容を盗み見られたり、書き換えられたりするおそれがある。
対策
NVD の記録に影響版の表記の崩れがあり、修正版も記載がない。HCL のサポート記事 KB0134742 で修正版と回避策を確認する。
出典
HCL KB0134742NVD CVE-2026-108014

確認する人:情報システム・メール基盤の担当(Domino・Notes を使う場合)

Adobe Connect(Web 会議のデスクトップ・モバイルアプリ、悪意ある URL でコード実行)緊急
CVE-2026-48360第3版
CVSS
9.6

NVD 掲載の Adobe 評価(v3.1)。ユーザー操作が必要。NVD の分析は未了

内容
コードインジェクション(CWE-94)。悪意ある URL を開く、細工された Web ページを見ると、利用者の権限で任意のコードが動く。
影響
会議用アプリを入れた社員の端末が、リンクを1回開いただけで乗っ取られるおそれがある。
対策
Windows は 2026.9.61、Mac Silicon は 2026.10.66、Mac Intel は 2026.10.170、Android は 4.5 へ更新する。Mac Intel の影響範囲の上限(2026.01.39)は他と食い違うため、Adobe の告知で確認する。
出典
Adobe APSB26-182NVD CVE-2026-48360

確認する人:情報システム・端末管理の担当(Adobe Connect を使う場合)

WatchGuard Fireware OS(ファイアウォール OS、認証なしで届く欠陥が複数)緊急
CVE-2026-93866CVE-2026-93857CVE-2026-93865CVE-2026-103594第2版
CVSS
9.5

NVD 掲載の CVSS v4.0。評価は WatchGuard 側(Secondary)で、NVD の分析は未了(Received)。9.0以上は7件:CVE-2026-103594(9.5)、CVE-2026-90465(9.4)、CVE-2026-93857・93865・93866・112709・112710(各9.2)

内容
Fireware OS で、10/27 に新規の CVE が20件近く登録された。Access Portal の WebSocket の整数オーバーフロー(CVE-2026-93866、認証不要)、SIP プロキシのスタックオーバーフロー(CVE-2026-93857、認証不要)、FireCluster 同期の認証欠如(CVE-2026-90465・93865)、WireGuard 設定のスタックオーバーフロー(CVE-2026-103594)などだ。
影響
外部に面した機器が、細工した通信だけで乗っ取られるおそれがある。WatchGuard は CVE-2026-93866 について、実環境での悪用を把握していないとしている。
対策
CVE-2026-93866 の修正版は 2026.4、12.12.4、12.5.22(T15/T35)で、回避策は示されていない。ほかの CVE の修正版は、本稿の取得時点で個別には確認できていない。Access Portal と FireCluster を使っているかを確認し、WatchGuard の公告で版を決めて更新する。
出典
WatchGuard PSIRT CVE-2026-93866NVD CVE-2026-93866NVD CVE-2026-103594NVD CVE-2026-90465

確認する人:インフラ・ネットワーク運用の担当(WatchGuard を使う場合)

Newsletters(WordPress プラグイン、管理者を誘導して設定を操作される CSRF)緊急
CVE-2026-116863第3版
CVSS
9.6

NVD 掲載の Patchstack 評価(v3.1、Secondary)。NVD の分析は未了(Received)。操作する側のクリックが必要。Patchstack 自身の優先度は Low(悪用されにくい)

内容
Tribulant の WordPress プラグイン Newsletters(newsletters-lite)4.18.2 以下に、CSRF(ログイン中の管理者に細工したページを開かせ、本人になりすまして操作する攻撃)がある。
影響
管理者がログインしたまま悪意あるページを開くと、サイトの設定やメール配信が意図しない形で操作されるおそれがある。
対策
Patchstack の記録では「公式パッチなし」。更新先がないため、プラグインの停止か代替を検討する。使い続ける場合は、管理者が管理画面にログインしたまま他のサイトを開かない運用にし、開発元の更新を追う。
続報

第3版02:29 時点の Patchstack で、修正版は「No official patch available」と確認した。第2版で「未確認」としていた項目の再確認結果。

出典
PatchstackNVD CVE-2026-116863

確認する人:PHP・WordPress 運用の担当

consul-k8s(Kubernetes 上の Consul、namespace をまたいで権限を得られる)緊急
CVE-2026-110720HCSEC-2026-50第2版
CVSS
9.9

HashiCorp 評価(v3.1、Secondary)。NVD の分析は待ち。CISA の SSVC 評価では悪用の兆候は none

内容
consul-k8s 0.42.0 以降のコンポーネント ACL バインディングルールで、namespace をまたいだ認可バイパスがある。分類は CWE-863(認可の不備)。
影響
低い権限の利用者が、本来持たない Consul の権限を得られるおそれがある。サービスメッシュの通信制御に影響する。
対策
修正版は説明文では 2.1.0 と 1.8.18。NVD の影響範囲の欄は「2.0.4 未満」で食い違うため、2.x 系は HashiCorp の告知で修正版を確認してから更新する。
出典
HashiCorp HCSEC-2026-50NVD CVE-2026-110720

確認する人:インフラ・コンテナ基盤の担当(Consul を使う場合)

TeamViewer(リモート接続ソフト、クライアントと管理アドオンの欠陥)高
CVE-2026-92372CVE-2026-111585CVE-2026-92375第2版
CVSS
8.8

TeamViewer 公告の評価(最大8.8)。TV-2026-1011 は最大8.8、TV-2026-1012 は最大7.8。ベンダーは「Important」とし、悪用は把握していないとしている

内容
TV-2026-1011:画面データの処理でメモリ破壊が起き、悪意ある接続先の画面を受け取るとクラッシュやコード実行に至る(CVE-2026-92372・111585)。macOS では root への昇格も(CVE-2026-92374、7.8)。TV-2026-1012:Windows の Monitoring・Patch Management などの IPC や DLL の読み込みの不備で、ローカルから SYSTEM 権限を得られる(CVE-2026-92375〜92377、111582〜111584)。
影響
社員の PC や保守用端末で TeamViewer を使っていると、接続先や端末内の低権限ユーザーから権限を奪われるおそれがある。
対策
TeamViewer 15.83 へ更新する。Monitoring は 26.10.1、Patch Management は 26.9.1 が修正版。14.7・13.2 系と Windows 7/8 向けの 15.64 は、修正ビルドの記載がなく、移行の可否をベンダーに確認する。
出典
TV-2026-1011TV-2026-1012NVD CVE-2026-92372

確認する人:情報システム・端末管理の担当

rembg(Python の背景除去ライブラリ、API 経由で悪意あるモデルを置かれ任意ファイルを読まれる)高
CVE-2026-115924GHSA-qr6x-7v33-6qmg第2版
CVSS
8.6

GitHub の評価(v3.1、Secondary)。NVD は Deferred(分析保留)

内容
rembg 2.0.82 未満の /api/remove が、リクエストの extras.sam_model を検証せずにファイル名とダウンロード先 URL に使う。パスの細工で悪意ある ONNX モデルが置かれ、プロセスが読める任意のファイルを画像に埋め込んで持ち出せる。分類は CWE-22。
影響
rembg を API として公開している AI 画像サービスは、認証なしで内部ファイルの漏えいに至るおそれがある。
対策
rembg 2.0.82 以降へ更新する。更新までは、/api/remove を外部へ公開しない。
出典
GHSA-qr6x-7v33-6qmgrembg v2.0.82NVD CVE-2026-115924

確認する人:AI・データ基盤の担当(rembg を使う場合)

Pillow(Python の画像処理ライブラリ、JPEG・EPS ほか多数の欠陥)緊急
CVE-2026-112403CVE-2026-112900CVE-2026-112404CVE-2026-112896第1版
CVSS
9.8

NVD の評価(v3.1)。CVE-2026-112403・112900 は 9.8(GitHub の v4.0 評価は 9.2)。ほかに 8.8(CVE-2026-112404・112896)や 8.7 の件が10件前後ある。公開は10/19、NVD が10/27 に分析を済ませた

内容
Python の Pillow 13.0.0 未満に、複数の欠陥が公開されている。JPEG の読み込みで、縮小指定(draft・thumbnail)を使うと、メモリの範囲を超えて書き込まれる(CVE-2026-112403、libjpeg-turbo 3.x と組み合わさった場合)。EPS 形式を開く際に、ファイル名の先頭にハイフンを付けると Ghostscript への指示を差し込める(CVE-2026-112900、コマンド実行まで進むにはファイル名と参照先テキストの両方を攻撃者が制御できる必要がある)。
影響
ユーザーがアップロードした画像を Pillow で縮小・変換しているサービス(会員の画像、AI の画像入力など)は、細工した画像でクラッシュやコード実行に至るおそれがある。Web アプリや AI の推論基盤は、画像を受け取る口から狙われる。
対策
Pillow 13.0.0 以降へ更新する。すぐに上げられない場合は、外部から受け取った画像を処理するプロセスの権限と通信を絞り、EPS 形式の読み込みを避ける。
出典
GHSA-8g5g-8vmr-9782GHSA-w889-685w-c8fhPillow 13.0.0 リリースNVD CVE-2026-112403NVD CVE-2026-112900

確認する人:Python・Web開発の担当、AI・データ基盤の担当

agno(Python の AI エージェント基盤、FunctionCall から任意コード実行)緊急
CVE-2026-35002GHSA-m4w4-3r8h-jw98第1版
CVSS
9.8

GitHub アドバイザリのスコア欄は 9.8。同じ頁の本文には 9.3 とあり、表記が食い違う。示されたベクトルは 9.8 に当たる

内容
AI エージェントの開発基盤 agno の 2.3.24 未満で、FunctionCall の field_type の値が Python の eval() に渡され、任意の Python コードが動く(CWE-95)。API や Web UI、信頼できないツール・モデルの出力から値が届く構成が対象になる。
影響
LLM の出力をそのまま FunctionCall に流している環境では、認証なしにエージェントのプロセス内でコードを動かされるおそれがある。アドバイザリは「安全な回避策はない」としている。
対策
agno 2.3.24 以降へ更新する(現行の 2.6 系にも修正が入っている)。更新まで、信頼できない入力が field_type に届く経路を塞ぐ。
出典
GHSA-m4w4-3r8h-jw98NVD CVE-2026-35002

確認する人:AI・データ基盤の担当

authlib(Python の認証ライブラリ、空の署名が「検証済み」になる。別件で他クライアントの登録も書き換え可)緊急
CVE-2026-96760GHSA-6v38-4h7w-rj9hCVE-2026-116672第4版
CVSS
9.1

CVE-2026-96760 は GitHub アドバイザリの評価(v3.1)で9.1。分類は CWE-347(署名検証の不備)。EPSS は0.383%。第3版で加えた CVE-2026-116672 は GitHub 評価(v3.1)で8.8

内容
Python の OAuth・JWT ライブラリ authlib の 1.8.0 以前で、JsonWebSignature.deserialize_json() に署名の配列が空のデータを渡すと、検証のループが一度も回らず「検証済み」のまま通る。正しい鍵を渡していても防げない。別件の CVE-2026-116672 では、クライアント登録の管理エンドポイントが、トークンの持ち主を確かめずに他のクライアントの登録を読み・変更・削除できる(0.15 以上 1.9.1 未満)。
影響
sub や role などの認証・認可の情報を含むデータを自社で作っていない入力から受け取っていると、ログインの迂回に直結する。CVE-2026-116672 は、redirect_uris を書き換えられると認可コードやトークンの横取りにつながる。
対策
authlib 1.9.1 へ更新する(第2版までの案内は 1.9.0)。コードベースで deserialize_json() の呼び出しを検索し、クライアント登録のエンドポイントを使っていれば、登録済みの redirect_uris に不審な変更がないか確認する。
続報

第4版10/27 に GitHub が Authlib の6件(CVE-2026-114615〜114620、High 2件・Moderate 4件)を載せた。CVE-2026-114616(長さゼロの鍵で HS256 などの署名を作れる、7.4)は 1.9.1 で修正と確認した。ほかの5件の修正版は未確認。更新先は引き続き 1.9.1 以上。

過去の続報を見る(1件)閉じる

第3版10/27 公開の CVE-2026-116672(8.8)で、修正版が 1.9.0 から 1.9.1 に変わった。1.9.0 に上げただけの環境は、再度上げる必要がある。

出典
GHSA-6v38-4h7w-rj9hGHSA-c73q-w75p-j82vauthlib v1.9.1NVD CVE-2026-96760NVD CVE-2026-116672NVD CVE-2026-114616GHSA-8m4g-j4wp-wgcg

確認する人:Python・Web開発の担当

better-auth(Node.js の認証ライブラリ、他人としてログインできる)緊急
CVE-2026-114607GHSA-965c-763c-88jm第4版
CVSS
9.1

GitHub アドバイザリの評価(v3.1)。分類は CWE-287。修正版 1.7.7 は、アドバイザリ上「未リリース」

内容
npm の better-auth(1.4.0-beta.18 以上 1.7.7 未満)で、OAuth のサインイン用の値(state)が Magic Link のトークンとして通る。メールアドレスを知っているだけの攻撃者が、そのユーザーのセッションを得られる。条件は、Magic Link が有効、ソーシャルか Generic OAuth が有効、OAuth state をデータベースに保存している(データベース設定時の既定)の3つがそろった場合。
影響
対象の構成では、未認証の第三者が既存ユーザーとしてサインインできる。サインアップが有効なら、メール確認済みのアカウントを作られるおそれもある。
対策
修正版 1.7.7 の公開を確認して更新する。それまでは、account.storeStateStrategy を "cookie" にする(OAuth Proxy も使う場合は先に専用の secret を設定)か、Magic Link の storeToken を "hashed" にする。disableSignUp だけでは既存アカウントの乗っ取りを防げない。
続報

第4版GitHub のリリース一覧では最新の安定版が 1.7.14(10/26)、プレリリースが 1.8.0-beta.3(10/27)と表示された。アドバイザリが「未リリース」とした 1.7.7 の公開と、修正の取り込みは確認できていない(一覧の取得範囲が 1.7.9 以降)。回避策は続ける。

過去の続報を見る(1件)閉じる

第3版02:29 時点のアドバイザリ(10/27 更新)に「修正は 1.7.7 に取り込み済みだが、パッケージはまだ公開されていない」とある。回避策の適用を続ける。

出典
GHSA-965c-763c-88jmNVD CVE-2026-114607

確認する人:Node.js・Web開発の担当

MONAI(Python の医用画像 AI ライブラリ、細工した DICOM でサーバー停止・推論結果の破損)緊急
CVE-2026-48705GHSA-6hp3-vr39-rqw8第1版
CVSS
9.3

GitHub アドバイザリのスコア欄は 9.3(Critical)。本文には 8.7 とあり食い違う。示されたベクトルは 9.3 に当たる

内容
MONAI 1.6.1 未満で、NaN や inf を含む約132KBの DICOM ファイルを MONAILabel の REST API(既定ポート 8000)へアップロードすると、サーバーが落ちるか、推論結果が静かに壊れる。MONAILabel の PUT /datastore/ は、既定では認証がない。
影響
医療・研究用途の画像 AI で、誤った結果が HTTP 200 のまま返るおそれがある。細工したデータが保存先に残り、再起動後も再現する。
対策
MONAI 1.6.1 以降へ更新する。MONAILabel のポートを外部に公開せず、アップロードに認証を付ける。pydicom 側の検証は上流の対応状況を別途確認する。
出典
GHSA-6hp3-vr39-rqw8NVD CVE-2026-48705

確認する人:AI・データ基盤の担当(MONAI を使う場合)

Grav(PHP 製 CMS、デバッガ情報から管理者パスワードを読み取れる)高
CVE-2026-117604GHSA-xprx-c7jf-cp6g第1版
CVSS
8.7

NVD 掲載の VulnCheck 評価(v4.0 で 8.7、v3.1 では 7.5)。NVD のステータスは Deferred(分析前)

内容
Grav 1.7.53.3 以上 1.7.53.6 未満で、Debugger::isDebuggerRequestAuthorized() が接続元をループバックと誤認する。同じサーバー上のリバースプロキシの背後では、外部からのアクセスもループバックに見え、/__clockwork/ のプロファイラ情報が誰にでも読める。
影響
保存された記録に、管理者の平文パスワードや設定上の認証情報が含まれる。読まれれば管理画面を乗っ取られる。
対策
Grav 1.7.53.6 へ更新する。更新まで、/__clockwork/ へのアクセスをプロキシ側で拒否し、デバッガ機能を本番で無効にする。更新後は管理者パスワードを変更する。
出典
GHSA-xprx-c7jf-cp6gGrav 1.7.53.6NVD CVE-2026-117604

確認する人:PHP・Web開発の担当(Grav を使う場合)

Tailscale SSH ほか(root 権限への昇格、Tailworm と呼ばれる11件)点数なし
CVE未採番Tailworm第4版

点数は公表されていません。Tailscale は「serious」と表現しているが、CVE 番号・影響版・修正版は公表前。修正の状況:修正は実装済みでテスト中、一部は調査中(Tailscale 公式、10/26 付け)

内容
Tailscale が、Tailscale SSH の権限昇格の欠陥を調査していると公表した。報道によれば、Unix ソケットの転送を通じて、認可された接続ユーザーが root でコードを実行できるおそれがある。実験機能の app connectors でクラウドのメタデータ経由の認証情報の窃取、自前運用の headscale でリソース枯渇などが挙げられている。影響する構成は検証中で、Tailscale は全体像を確認できていない。
影響
社内の VPN・メッシュ網で Tailscale SSH を使っていると、接続できるユーザーが踏み台のサーバーで root を取るおそれがある。悪用の報告は確認できていない。
対策
Tailscale の公式案内に従い、SSH アクセスポリシーを必要なユーザーと端末に絞る。転送が不要なら tailscaled の環境変数に TS_SSH_DISABLE_FORWARDING=1 を設定して再起動する。Tailscale は修正版を10/27 中に出す方針で、公開されたら更新する。
続報

第4版10/28 03:29 時点でも、公式ページは10/26 付けのままで、CVE・影響版・修正版の番号は公開されていない。公式が目標にしていた「10/27 末までのリリース」は確認できていない。

過去の続報を見る(3件)閉じる

第3版10/28 02:29 時点でも、公式ページは10/26 付けのままで、修正版の番号・CVE・アドバイザリのリンクは公開されていない。目標だった10/27 中のリリースは確認できていない。

第2版10/28 01:31 時点で、公式ページは10/26 付けのままで、修正版の番号・CVE・アドバイザリのリンクは公開されていない。

第1版報道で取り上げられ、公式の調査ページで確認。修正は実装済みでテスト中。

出典
Tailscale 調査・修正状況の更新研究者の報告 tailworm.com(報道が引用)BleepingComputer(報道)

確認する人:インフラ・ネットワーク運用の担当(Tailscale を使う場合)

AI関連の注目トピック

第13版では、ローカル実行の AI 推論エンジン llama.cpp に、RPC サーバーの RDMA 経路で認証なしにスタックを溢れさせられる欠陥(CVE-2026-118375、9.2、VulnCheck の評価、修正は b11865)が加わった。MCP を使う DB ツール Tabularis でも、describe_table 経由の SQL 注入(CVE-2026-118378、8.5、修正版 0.28.0)が出た。AI エージェントが悪意ある内容に誘導されると、読み取り専用の設定を迂回される。WordPress 向けの Royal MCP にも、低権限ユーザーが非公開の投稿を読める件(CVE-2026-111960、点数なし、修正版 1.5.10)が出たが、表のみに載せた。以下は第12版までの内容。第9版では、Nuxt 用の Ollama 連携モジュール nuxt-ollama で、クラウド用の API キーが公開設定として HTML に出る欠陥(CVE-2026-59158、7.5)が加わった。あわせて、AWS の Multi Model Server(機械学習モデルの配信ツール)に、保守終了で修正版が出ない欠陥2件(CVE-2026-115812・115813、AWS は Important)が見つかった。AWS 公告2026-149 によれば、AWS MCP Server の run_script にも検証の穴(CVE-2026-115845)があったが、AWS 側で対応済みで利用者の作業はない。前回の第7版の内容:第7版では、機械学習基盤の MLflow に、スコアラーの読み込み経由でコードが動く欠陥(CVE-2026-116692、9.8、修正版 3.17.0)が加わった。第6版のファイル読み取り(7.5)とは別件だが、どちらも 3.17.0 で直る。MLflow は1日で2件の公開が続いたため、利用中の案件は早めに版を確認したい。第6版では、MLflow のファイル読み取り(認証なしの既定構成でサーバー上のファイルが読める。7.5、修正版 3.17.0)が加わった。同じ日に MCP Python SDK でも3件(トークンの宛先を検証しない、別オリジンへ資格情報を転送、$ref による外部取得。6.8・5.9・6.5)が公開されたが、7.0未満のため集計表のみに載せた。MCP Python SDK は修正版 1.30.0・2.2.0。MLflow は実験記録に API キーが残る別の欠陥(6.5)も同時に出ている。前回の第5版の内容:第5版では、MCP TypeScript SDK(HTTP 公開時にボディの大きさとバッチ件数を制限せず、認証なしで止められる。7.5、CVE 未採番)と、機械学習の設定ライブラリ hydra-core(悪意ある設定でコード実行。7.8、CVE 未採番)が加わった。どちらも CVE が付く前に GitHub で公開されたため、NVD だけを見ていると拾えない。前回の第4版では、AWS API MCP Server(OAuth 利用時にトークンの宛先を検証しない、点数未公表・AWS は Important)と、NextChat のプラグインエディタの XSS(点数なし)が加わった。MCP サーバーは AI エージェントに社内のシステムを触らせる入口になるため、認証の穴は、そのまま AWS の権限の穴になる。前回までの内容:第3版では、AI 関連の新規の緊急項目はなかった。ただし認証部品の authlib に別の欠陥(8.8)が出て、AI 基盤が使う OAuth・JWT まわりの更新先が 1.9.1 になった。agno(9.8)、MONAI(9.3)、Pillow(9.8)、rembg(8.6)は、外から届く入力が検証なしで実行や推論に流れる点が共通している。

9.2

llama.cpp b8841以上 b11865未満(RPC・RDMA、CVE-2026-118375)

8.5

Tabularis 0.28.0未満(MCP の describe_table、CVE-2026-118378)

7.5

nuxt-ollama(API キーが HTML に出る、CVE-2026-59158)

Important

AWS Multi Model Server 1.1.11以下(修正版なし、CVE-2026-115812・115813)

9.8

MLflow 3.17.0未満(スコアラー読み込みでのコード実行、CVE-2026-116692)

7.5

MLflow 3.17.0未満(サーバー上のファイル読み取り、CVE-2026-116690)

7.5

MCP TypeScript SDK(sdk 1.30.1未満、ボディ・バッチの上限なし、CVE 未採番)

7.8

hydra-core 1.3.8未満(設定経由のコード実行、CVE 未採番)

Important

AWS API MCP Server 1.6.0未満(OAuth の宛先検証、CVE-2026-115413、点数は未公表)

9.8

agno 2.3.24未満(eval() 経由のコード実行、CVE-2026-35002)

9.3

MONAI 1.6.1未満(細工した DICOM、CVE-2026-48705)

9.8

Pillow 13.0.0未満(画像の読み込み、CVE-2026-112403)

8.6

rembg 2.0.82未満(モデル指定の未検証、CVE-2026-115924)

8.8

authlib 1.9.1未満(他クライアントの登録を書き換え、CVE-2026-116672)

修正版の早見表

部品影響を受ける版修正版点数(出どころ)
Dell PowerProtect Data Domain(CVE-2026-86397・86400・90717・86384・103780・103792・103799)Feature Release 7.7.1.0〜8.8、LTS2024 7.13.1.0〜7.13.1.80、LTS2025 8.3.1.0〜8.3.1.40、LTS2026 8.6.1.0〜8.6.1.208.9.0.0、7.13.1.90(Dell の公告)。8.3.1.50・8.6.1.30 は NVD の記載で、Dell の本文は未確認9.8・9.8・9.1・9.8・9.8・9.6・9.6(Dell、v3.1)
MemberPress(CVE-2026-92797)1.14.1 以下1.14.2(チェンジログの記載、未確認)8.8(Wordfence、v3.1)
Brotli(Node.js 同梱、CVE-2026-111497、悪用確認済み)Node.js 26.x・24.x・22.x、Brotli 1.0.3〜1.2.0Node.js 26.12.1・24.22.1・22.23.4、Brotli 1.0.10・1.1.1・1.2.19.2(Google、v4.0)
brotli・brotlicffi(PyPI)brotli 1.0.3 以上 1.2.1 未満、brotlicffi 1.0.3 以上 1.2.1.0 未満brotli 1.2.1、brotlicffi 1.2.1.09.2(GitHub アドバイザリ、v4.0)
Adobe Commerce・Magento(CVE-2026-48356、悪用確認済み)Commerce 2.4.9 ほか各系統の7月版より前各系統の 2026-jul 版(Events は 1.21.0)9.3(Adobe・NVD、v3.1)
AWS Multi Model Server(CVE-2026-115812・115813)1.1.11 以前なし(保守終了・予定なし)点数なし(AWS は Important)
aws-c-mqtt(CVE-2026-115417)0.9.1 以上 0.16.2 未満0.16.2点数なし(AWS は Important)
botocore(AWS の信頼リスト、CVE-2026-111943)1.43.117 未満1.43.117点数なし(AWS は Important)
Adobe Campaign Classic(CVE-2026-105781)7.4.4 build 9402 以前7.4.4 build 940310.0(Adobe、v3.1)
Veeam Backup & Replication(CVE-2026-108142)13.1.1.18 以前、13.0.2.29 以前(12.x は対象外)13.1.2(13.1.2.57)、13.0.3(13.0.3.63)9.1(Veeam 側評価、v4.0)
Veeam Backup for Microsoft 365(CVE-2026-106076)8.0〜8.5.0.1014未確認9.0(HackerOne、v4.0)
EPICS Base(CVE-2026-114595)7.0.10 以前未確認9.3(ICS-CERT、v4.0)
HCL Domino・Notes(CVE-2026-108014)表記が崩れており未確認未確認(KB0134742)9.1(HCL、v4.0)
Adobe Connect(CVE-2026-48360)Windows 2026.8.51 以前ほかWindows 2026.9.61、Mac Silicon 2026.10.66、Mac Intel 2026.10.170、Android 4.59.6(Adobe、v3.1)
Fireware OS(CVE-2026-93866)2025.1 以上 2026.4 未満、12.0 以上 12.12.4 未満(T15/T35 は 12.5.22 未満)2026.4、12.12.4、12.5.229.2(NVD、v4.0)
TeamViewer15.83 未満(Monitoring 26.10.1 未満、Patch Management 26.9.1 未満)15.83最大8.8(TeamViewer)
consul-k8s0.42.0 以降(上限は記載が食い違う)1.8.18、2.1.0(要確認)9.9(HashiCorp)
Newsletters(WordPress)4.18.2 以下公式パッチなし(Patchstack)9.6(Patchstack、NVD 掲載)
rembg2.0.82 未満2.0.828.6(GitHub、v3.1)
Pillow13.0.0 未満13.0.09.8(NVD、v3.1)
agno2.3.24 未満2.3.249.8(GitHub のスコア欄)
authlib1.8.0 以前(CVE-2026-96760)/0.15 以上 1.9.1 未満(CVE-2026-116672)1.9.19.1・8.8(GitHub、v3.1)
MONAI1.6.1 未満1.6.19.3(GitHub のスコア欄)
better-auth(npm)1.4.0-beta.18 以上 1.7.7 未満1.7.7(未公開)9.1(GitHub、v3.1)
AWS API MCP Server(CVE-2026-115413)1.3.0 以上 1.6.0 未満(OAuth と streamable-http)1.6.0未公表(AWS は Important)
Atlantis(CVE-2026-116676)0.4.0 以上 0.47.1 未満0.47.18.8(GitHub、v3.1)
FileBrowser Quantum(CVE-2026-116682)1.5.2-stable 未満、2.0.0-beta 以上 2.0.1-beta 未満1.5.2-stable、2.0.1-beta8.6(GitHub、v3.1)
X.Org X Server・XWayland(CVE-2026-88812)xorg-x11-server 21.1.25 未満、xwayland 24.1.14 未満21.1.25、24.1.147.8(SUSE、v3.1)
undici(CVE-2026-109855)8.11.0・8.11.18.11.2 以降7.5(GitHub、v3.1)
undici(CVE-2026-109829・109383・87018)4.0.0 以上 6.29.1 未満、7.0.0 以上 7.30.1 未満、8.0.0 以上 8.12.2 未満(109829 は 7.x・8.x のみ)6.29.1、7.30.1、8.12.27.4・7.4・7.5(GitHub、v3.1)
MCP TypeScript SDK(GHSA-f897-62hf-6gxq)sdk 1.10.0 以上 1.30.1 未満、server・node 2.0.0 以上 2.1.0 未満、hono 2.0.0 以上 2.0.1 未満sdk 1.30.1、server・node 2.1.0、hono 2.0.17.5(GitHub、v3.1)
Symfony Yaml(CVE-2026-109413)2.0.0〜5.4.53、6.0.0〜6.4.44、7.0.0〜7.4.17、8.0.0〜8.1.55.4.54、6.4.45、7.4.18、8.1.68.7(GitHub、v4.0)
Symfony HttpFoundation(CVE-2026-108082)4.1.0〜5.4.53、6.0.1〜6.4.45、7.0.0〜7.4.18、8.0.0〜8.1.65.4.54、6.4.46、7.4.19、8.1.7(不具合の修正は 6.4.48、7.4.21、8.1.9)8.7(GitHub、v4.0)
PhpSpreadsheet(CVE-2026-108359)1.30.6 以前、2.1.18 以前、2.4.7 以前、3.10.7 以前、5.9.0 以前(各系統)1.30.7、2.1.19、2.4.8、3.10.8、5.10.08.7(GitHub、v4.0)
hydra-core(GHSA-wf6j-7hvr-gr93)1.3.6 以上 1.3.8 未満、1.4.0.dev9 以上 1.4.0rc3 未満1.3.8、1.4.0rc37.8(GitHub、v3.1)
Thunderbird(MFSA 2026-122)153.6 未満(ESR)153.6、159なし(Mozilla は大半を High と評価)
Sunhillo SureLine(CVE-2026-112352・112350・112351)9.1.5 未満(8.0.0 以上)9.1.59.1・8.7・8.8(VulnCheck、v3.1・v4.0)
MembershipWorks(CVE-2026-112355)6.17 より前6.17(「より前が対象」からの読み取り)8.7(VulnCheck、v4.0)
CKEditor 5(CVE-2026-116688)45.0.0 以上 47.7.4 未満、48.0.0 以上 48.5.1 未満47.7.4、48.5.18.1(GitHub、v3.1)
MLflow(CVE-2026-116690)3.10.0 以上 3.17.0 未満3.17.07.5(GitHub、v3.1)
MLflow(CVE-2026-116692)3.12.0rc0 以上 3.17.0 未満3.17.09.8(GitHub、v3.1)
dd-trace-js(CVE-2026-116693)2.0.0 以上 5.131.1 未満、6.0.0 以上 6.20.1 未満5.131.1、6.20.18.7(GitHub、v4.0)
Asterisk(CVE-2026-57200)20.20.1 未満、21.0.0-pre1 以上 21.12.3 未満、22.0.0-pre1 以上 22.10.1 未満、23.0.0-pre1 以上 23.4.1 未満、Certified 22.8-cert1-pre1 以上 22.8-cert3 未満20.20.1、21.12.3、22.10.1、23.4.1、Certified 22.8-cert37.5(GitHub、v3.1)
Asterisk(CVE-2026-57195)上記に加え Certified 20.7-cert11 未満上記に加え Certified 20.7-cert117.5(GitHub、v3.1)
Microsoft Edge(CVE-2026-83831・85898)1.0.0.0 から 154.0.4258.48 未満(NVD の範囲)154.0.4258.48 以降(NVD の範囲からの読み取り)8.8・8.8(Microsoft、v3.1)
AWS CDK aws-redshift-alpha(CVE-2026-115418)2.274.0-alpha.0 より前2.274.0なし(AWS は Important)
NextChat(CVE-2026-118132)2.16.1未確認なし
llama.cpp(CVE-2026-118375)b8841 以上 b11865 未満b118659.2(VulnCheck、v4.0)
Pie Register Premium(CVE-2026-84999)3.8.4.0 以下未確認9.8(Wordfence、v3.1)
Tabularis(CVE-2026-118378)0.10.0 以上 0.28.0 未満0.28.08.5(VulnCheck、v4.0)
Rank Math SEO(CVE-2026-1928)1.0.276 以下未確認8.8(Wordfence、v3.1)
libexpat(CVE-2026-118370)2.9.0 以下未確認8.2(VulnCheck、v4.0。v3.1 は5.9)

担当ごとのやること

Python・Web開発

  • brotli は 1.2.1、brotlicffi は 1.2.1.0 以上へ上げる。直接の依存だけでなく、依存の依存も確認する(悪用確認済み、期限11/10)
  • Pillow 13.0.0 未満、rembg 2.0.82 未満を探して更新する。外部から受け取る画像の処理は、権限を絞ったプロセスで動かす
  • hydra-core を使う案件は 1.3.8 以降へ上げ、外部から取得したモデルの設定を無検証で渡していないか確認する
  • authlib 1.8.0 以下は 1.9.1 へ上げ、deserialize_json() の呼び出しとクライアント登録エンドポイントの使用を確認する
  • MLflow を使う案件は 3.17.0 以降へ上げ、スコアラーのパッケージが書き込み可能になっていないか確認する

Node.js・PHP開発

  • WordPress の Pie Register Premium 3.8.4.0 以下と Rank Math SEO 1.0.276 以下を探す。Pie Register は修正版が確認できるまで停止を検討する(アップロード先の不審な PHP も確認)
  • Node.js を 26.12.1・24.22.1・22.23.4 以降へ上げる。20 系は修正版が出ていないため、移行を計画する
  • Adobe Commerce・Magento の各系統が 2026-jul の修正版か確認し、CISA の求める侵害の調査も行う(期限11/10)
  • Cronicle、GRR、nuxt-ollama を使っている案件を探す。nuxt-ollama を使うなら、公開された API キーを再発行する
  • better-auth を使う案件で、Magic Link と OAuth の併用有無と storeStateStrategy の設定を確認し、回避策を入れる
  • undici 8.12.2 未満(7系は 7.30.1 未満)を使う Node.js のサービスを探して更新し、HTTP で公開している MCP サーバーは MCP TypeScript SDK を更新する
  • dd-trace-js を使うサービスは 5.131.1(6系は 6.20.1)以降へ上げる
  • Symfony(Yaml・HttpFoundation)と PhpSpreadsheet の版を確認し、外部から受ける YAML・ODS の入口を洗い出す
  • WordPress の MemberPress 1.14.1 以下を探し、1.14.2 以降へ上げる
  • WordPress の Jupiter X Core 4.61.0 以下を探し、修正版が出るまで X ログインを止める
  • Grav 1.7.53.3〜1.7.53.5 と、WordPress の Newsletters 4.18.2 以下を探す。Newsletters は停止か代替を検討する

Java開発

  • jackson-databind の版を依存ツリーで確認し、2.18.12・2.21.8・2.22.4(3系は 3.1.8・3.2.4)以降へ上げる。多態型の読み込みと allowIfBaseType の設定箇所を洗い出す
  • jackson-dataformat-protobuf と jackson-dataformat-smile の使用有無を依存ツリーで確認し、2.18.12・2.21.8・2.22.4(3系は 3.1.8・3.2.4)以降へ上げる
  • 外部から protobuf や Smile を直接受ける入口(gRPC ゲートウェイ、Kafka コンシューマー)を先に洗い出す

AI・データ基盤

  • llama.cpp の rpc-server を使う環境は b11865 以降へ更新し、RPC ポートを外に出さない。Tabularis を MCP で使うなら 0.28.0 以上へ
  • agno 2.3.24 未満は更新し、LLM の出力を FunctionCall に流す経路を洗い出す
  • MONAI 1.6.1 未満は更新し、MONAILabel のポート 8000 を外に出さない
  • AWS API MCP Server を OAuth で使うなら 1.6.0 へ更新し、AUTH_AUDIENCE を設定する。NextChat は修正版を確認する

インフラ・ネットワーク運用

  • libexpat(2.9.0 以下)を組み込む OS・コンテナイメージの更新を追う。修正版の案内が出たら適用する
  • AWS の ALB(OIDC)と CloudFront で、IdP・オリジンの証明書が eMudhra 系のルートに連なっていないか今日中に確認する。Amazon Linux の ca-certificates、botocore、Lambda のコンテナイメージ、Bottlerocket、Corretto も更新する
  • AWS Multi Model Server を使う基盤は、別の配信基盤への移行を計画し、管理用ポートを外部に出さない。aws-c-mqtt を使う場合は 0.16.2 へ
  • seccomp のプロファイルで、引数を比べる denylist を洗い出す。systemd の RestrictNamespaces= などに頼る隔離は、修正版を待つ間も追加の対策を検討する
  • Fireware の Access Portal・FireCluster の使用を確認して更新する。consul-k8s の版を確認する
  • Atlantis は 0.47.1 へ、FileBrowser Quantum は 1.5.2-stable か 2.0.1-beta へ、X.Org は 21.1.25・24.1.14 以降へ更新する
  • Veeam Backup & Replication を 13.1.2 か 13.0.3 へ、Adobe Campaign Classic を 7.4.4 build 9403 へ更新する
  • Tailscale SSH を使う環境で、アクセスポリシーを絞り、TS_SSH_DISABLE_FORWARDING=1 を設定して tailscaled を再起動する
  • Windows の Thunderbird を 153.6 以降へ更新する。Microsoft Edge は 154.0.4258.48 以降か確認する
  • Asterisk を使う環境は、HTTP サーバー・ARI・AMI の有効状況を確認し、修正版へ更新する
  • Dell PowerProtect Data Domain(仮想版・管理ソフトを含む)の版を確認し、8.9.0.0(LTS2024 は 7.13.1.90)以降へ更新する。管理用ポートは外に出さない
  • TeamViewer を 15.83 へ更新する。PHP2Shell の対応状況(期限10/29)を確認する

今回の集計表

ソース結果
【第17版】NVD 新規登録(UTC 10/28 10:00〜11:35)総数329件のうち、先頭約10万字分を確認(後半は読めず)。うち98件は Mozilla の誤予約による取り下げ。新規カード追記:Dell Data Domain の CVE-2026-103780(9.8)、Management Center の CVE-2026-103792・103799(9.6)。表のみ:Dell の CVE-2026-103779(8.3)、CVE-2026-110541(7.2)、CVE-2026-110540(7.1)、Tactis NoviGest の CVE-2026-112197(9.4)・112198(8.3、ともに INCIBE の評価、v4.0)。点数なし:Acronis Cyber Protect の CVE-2025-30414(v3.0 のみ7.1)。7.0未満は pretix、WordPress プラグイン(BitPay・Essential Addons ほか)、HAVELSAN の6.5など。
【第17版】CISA の悪用確認(KEV)Adobe Commerce・Magento と PHP2Shell の2件を確認(4件目は取得が途中で切れて未読)。新しい追加は見当たらない。
【第17版】取得できず・未確認NVD 更新日側、AWS 公告、GitHub Advisory、ZDI、Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・oss-security・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。Dell の公告本文は開いていない。
【第16版】NVD 新規登録・更新日側(UTC 10/28 09:00〜10:35)新規30件(Dell 関連が大半)、更新日側39件のうち7.0以上は20件。新規カード追記:Dell Data Domain の CVE-2026-86384(9.8)。表のみ:CVE-2026-86385(8.8)、CVE-2026-86379・86380・86389・86393・86394(7.2)、Futurum Software の CVE-2026-14571(9.1、v4.0、INCIBE の評価)。更新日側の残りは古い CVE の再評価で、新規ではない。
【第16版】CISA の悪用確認(KEV)・AWS 公告・GitHub Advisory・ZDIKEV は Adobe Commerce・Magento、Brotli、PHP2Shell の2件で新しい追加なし。AWS の最新は2026-151(10/26)。GitHub Advisory の直近は Dell 3件など既出。ZDI の直近は MailEnable 2件と Meta FAIRChem 8件で新しい項目なし(ZDI の一覧は後半が切れた)。
【第16版】取得できず・未確認Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・oss-security・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。Dell の公告本文は後半が切れた。
【第15版】NVD 新規登録(UTC 10/28 07:28〜09:30)18件を全件確認。新規カード:Dell PowerProtect Data Domain(CVE-2026-86397・86400、9.8。管理ソフトの CVE-2026-90717、9.1)、MemberPress(CVE-2026-92797、8.8)。表のみ(7.0以上):Dell Data Domain の CVE-2026-86396・86398(8.8)、CVE-2026-86395・86399(7.2)。7.0未満は WordPress プラグイン(Echo Knowledge Base の6.1ほか)、Samsung escargot(5.4)、Dell の低い点数の7件。07:16 UTC の第14版分は、重複する範囲で再確認していない。
【第15版】NVD 更新日側(UTC 10/28 07:28〜09:30)27件。7.0以上は13件で、うち9件が上記の新規分。残りは古い CVE の更新で、MikroTik RouterOS x86(CVE-2024-27686、7.5)、Prison Management System(CVE-2024-33288、7.3)、BYOB(CVE-2024-45257、7.3)、Yeti(CVE-2024-46507、7.3)、ProPhoenix Law RMS(CVE-2024-34324、9.1)。内容の裏取りはしていない。
【第15版】CISA の悪用確認(KEV)・AWS 公告・GitHub Advisory・ZDIKEV は Adobe Commerce・Magento と PHP2Shell の2件を確認(取得が途中で切れ、1件分は未読)。新しい追加は見当たらない。AWS の最新は2026-151(10/26)。GitHub の Critical 先頭は10/27 公開の MLflow。ZDI の直近は MailEnable 2件と Meta FAIRChem 6件で、新しい項目なし。
【第15版】取得できず・未確認Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・oss-security・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。WebSearch は利用できなかった。Dell の公告本文は後半が途中で切れた。
【第14版】NVD 新規登録・更新(UTC 10/28 06:00〜07:30)新規83件のうち前半約61件を確認(後半は途中で切れた)。新規カード:Contact Manager(CVE-2026-109218、9.8)、IvyForms(CVE-2026-109384、8.8)、VikRentCar(CVE-2026-111120、8.8)、MxChat(CVE-2026-110662、7.2)。表のみ(7.0以上):Event Booking Manager for WooCommerce(CVE-2026-109381、7.2)、Prime Slider(CVE-2026-111111、7.2)、AXIS Camera Station Pro・5(CVE-2026-63286、7.1)。点数なしは WordPress プラグイン多数(PayPlug の CVE-2026-113813 など)で、点数は推測していない。更新日側は44件のうち先頭の6件(上記)のみ確認。内容の裏取りはカードにした4件のみ。
【第14版】CISA の悪用確認(KEV)・AWS 公告KEV は Adobe Commerce・Magento、Brotli、PHP2Shell の2件で新しい追加なし。AWS の最新は2026-151(10/26)で新規なし。
【第14版】取得できず・未確認Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・oss-security・GitHub Advisory・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。
【第13版】NVD 新規登録(UTC 10/28 02:00〜06:30)88件のうち、WebFetch の要約で読めた範囲を確認(途中で切れた部分あり)。新規カード:llama.cpp(CVE-2026-118375、9.2)、Pie Register Premium(CVE-2026-84999、9.8)、Tabularis(CVE-2026-118378、8.5)、Rank Math(CVE-2026-1928、8.8)、libexpat(CVE-2026-118370、v4.0で8.2)。表のみ(7.0以上):Xerte Online Toolkits(CVE-2026-117607、8.6)、mews/pos(CVE-2026-118377、8.7)、EagleCloud Aquila(CVE-2026-104383・104384、9.4・8.7)、LibreSSL ocspcheck(CVE-2026-118374、8.2)、libexpat の別件(CVE-2026-117610、8.2)、Lumise(CVE-2026-15323、7.5)、affiliate-toolkit(CVE-2026-111255・111314)、AMP for WP(CVE-2026-97019、7.2)、CrushFTP 旧版(CVE-2015-20129、8.8)、Linksys WAG200G(CVE-2013-20007・20008)、qEngine CMS(CVE-2014-125136〜125138)ほか。内容の裏取りは、カードにした5件のみ。
【第13版】NVD 点数なしの新規Linux カーネルの p54 ドライバ(CVE-2026-99100、ファームウェア解析の範囲外読み取り、修正は 6.18.59・7.2.13)、Royal MCP(CVE-2026-111960・111961、WordPress、修正版 1.5.10)、PayPlug・Welcart・Royal Addons・GeoDirectory など WordPress プラグイン多数(10/28 06:16 UTC 公開分)。点数は付いておらず、推測していない。
【第13版】NVD 更新日側(UTC 10/28 02:30〜06:30)108件のうち先頭4件のみ読めた(本文が長く途中で切れた)。内容は既存カードの CISA 更新(Adobe Commerce、PHP2Shell の2件)。残り約104件は未読。
【第13版】CISA の悪用確認(KEV)10/25〜10/28 で、Adobe Commerce・Magento(期限11/10)と PHP2Shell の2件(期限10/29)を確認。新しい追加は見当たらない。
【第13版】AWS 公告・GitHub AdvisoryAWS の最新は2026-151(10/26)で新規なし。GitHub の Critical 一覧の先頭は10/27 公開の MLflow で、新しい項目なし。
【第13版】取得できず・未確認Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・oss-security・報道(tier D)は今回の差分では見ていない。
【第12版】NVD 新規登録(UTC 10/28 01:00〜02:30)5件を確認。新規カード:Jupiter X Core(CVE-2026-106013、9.8)。第11版で載せ済み:jackson-databind(CVE-2026-110879)、Jackson protobuf(CVE-2026-110747)。表のみ:a2ui(CVE-2026-118271・118272、ともに4.3)。
【第12版】NVD 更新日側(UTC 10/28 01:00〜02:30)35件のうち、本文が読めた全件を確認(途中で切れたため後半は分割して取得)。10/21 公開分の更新が中心で、7.0以上は TOTOLINK EX200(CVE-2026-114382、10.0)、Apache Traffic Server(CVE-2026-111809、9.3)、MikroTik RouterOS(CVE-2026-89035、9.1)、Sentry の Next.js 連携(CVE-2026-114139、9.1)、Jupyter Server(CVE-2026-114135、8.8)、Pillow(CVE-2026-96778、8.8、96640 は8.2以上)、Storybook(CVE-2026-114126、8.7)、toml-node(CVE-2026-114143、8.7)、TastyIgniter(CVE-2026-29001、8.6)、Image Optimizer(8.1)、Redis(7.1)ほか。今回のベース版に記載がなく、過去日の扱いは未照合。新規の公開ではなく、内容は確認していない。
【第12版】CISA の悪用確認(KEV)10/25〜10/28 で、Adobe Commerce・Magento(期限11/10)と PHP2Shell の2件(期限10/29)を確認。取得が途中で切れたため、残り1件は未読(第9版で確認した Brotli と考えられる)。新しい追加は見当たらない。
【第12版】AWS 公告・ZDIAWS の最新は2026-151(10/26)で新規なし。ZDI の直近8件は MailEnable(ZDI-26-810・811、5.9〜6.5)と Meta FAIRChem の6件(ZDI-26-804〜809、いずれも7.8、報告者の評価、CVE 未採番)で、FAIRChem は既存の記載がある。
【第11版】NVD 新規登録(UTC 10/28 00:00〜01:30)5件を確認。新規カード:jackson-databind(CVE-2026-110879、9.8)。既存カードへ追加:Jackson protobuf の CVE-2026-110747(7.5)。第10版で載せ済み:CVE-2026-104016・104895、Chitchatter(CVE-2026-118129、6.3)。
【第11版】NVD 更新日側(UTC 10/28 00:25〜01:30)6件を確認。7.0以上は4件で、Jackson の2件のほか、Image Optimizer(CVE-2026-5821、8.1、7/2 公開)と Redis(CVE-2026-92925、7.1、9/17 公開)の更新。後2件は新規の公開ではなく、内容は確認していない。
【第11版】CISA の悪用確認(KEV)10/25〜10/28 で4件。Brotli(CVE-2026-111497)、Adobe Commerce・Magento(CVE-2026-48356)がともに10/27 追加で期限11/10、PHP2Shell の2件(CVE-2026-109618・109619)が10/26 追加で期限10/29。新しい追加はない。
【第11版】AWS 公告・GitHub AdvisoryAWS の最新は2026-151(10/26)で新規なし。GitHub の jackson-databind 一覧は10/1 公開分までで、CVE-2026-110879 のアドバイザリは未掲載。
【第10版】NVD 新規登録(UTC 10/27 23:00〜10/28 00:30)全70件を確認(取り下げ6件、Chrome 52件は点数なし)。新規カード:Jackson の2件(CVE-2026-104016・104895、ともに7.5)。第9版で載せ済み:GRR(58256・58205・58257)、Cronicle(58255)、nuxt-ollama(59158)、Chrome の CVE-2026-118304〜118359。表のみ:a2a-js(CVE-2026-118128、6.9 に更新)、Chitchatter(CVE-2026-118129、6.3)。
【第10版】NVD の悪用確認(KEV)10/25〜10/28 で4件。確認できた3件は Adobe Commerce(CVE-2026-48356、期限11/10)、PHP2Shell の2件(期限10/29)。残り1件は読み込みが途中で切れたが、第9版で確認した Brotli(CVE-2026-111497)と考えられる。新しい追加は見当たらない。
【第10版】AWS 公告・Chrome・GitHub AdvisoryAWS の最新は2026-151(10/26)で、新規なし。Chrome 156.0.8078.73 の公式ブログはセキュリティ修正の一覧が未掲載。GitHub Advisory の Critical 上位10件は、10/27 の MLflow・better-auth・Authlib・Agno・MONAI(既載)と、10/23 の Wasmtime・Pillow・Laravel・Echo・obsidian-tc。
【第9版】NVD 新規登録(UTC 10/27 21:00〜24:00)89件のうち、先頭56件と後半33件を確認(途中で切れた1件のIDは不明)。カード化:GRR(CVE-2026-58256 が9.1、58205 が8.1、58257 が7.2)、Cronicle(CVE-2026-58255、8.8)、nuxt-ollama(CVE-2026-59158、7.5)。続報:Asterisk(CVE-2026-57191 が8.2、57186 が7.5、57190 が7.0)、Microsoft Edge(CVE-2026-62765、7.5)。表のみ:Asterisk(57192 が6.0、57203 が6.9、57199 が2.3)、a2a-js(CVE-2026-118128、6.5)、NetApp(CVE-2026-22063、6.0、eMudhra の件への対応)、WebSub(CVE-2026-50571、5.7)、ThorVG(CVE-2026-58496、4.3)、golang.org/x/net/html の2件(CVE-2026-78661・97045、点数なし)。Chrome は CVE-2026-118304〜118359 が点数なしで登録され、Chromium の重大度は Critical が118344・118348。公式ブログの安定版 156.0.8078.73 の記事には「セキュリティ修正は後日更新」とあり、修正一覧は未掲載。取り下げ6件は除く。
【第9版】NVD 更新日側・CISA KEV更新日側は239件のうち先頭8件のみ確認し、7.0以上の5件(LibreNMS、LINQPad Pro、Fortinet、yeti、dracut)は一括再処理で、新規の公開ではない。KEV は4件:PHP2Shell の2件(期限10/29)に加え、Adobe Commerce・Magento(CVE-2026-48356)と Brotli(CVE-2026-111497)が10/27 追加(期限11/10)。第7版の「PHP2Shell のみ」は誤りだった。
【第9版】AWS 公告2026-147(aws-c-mqtt)、2026-148(Multi Model Server)、2026-149(AWS MCP Server の run_script、AWS 側で対応済み)、2026-150(eMudhra の CA)を新たに確認。第7版までは151のみ掲載していた。
【第9版】oss-security・Node.js・GitHuboss-security の新着15件から、seccomp の迂回(カード化)、Brotli、PHP2Shell の古い PHP 向けバックポートを確認。Node.js の10月セキュリティリリース(10/21)を確認し、Brotli のほかに high が3件(CVE-2026-105482 は dns.resolve の切り捨て、105483・106069 は証明書の宛先検証)ある。Node.js 公告の重大度のみで、NVD の点数は未確認のため表のみとし、上の Node.js 更新で同時に直る。GitHub Advisory の一覧は読み込めず、Asterisk のアドバイザリページには10月分が見当たらなかった。
【第7版】NVD 新規登録(UTC 10/27 20:00〜21:30)全26件を確認(うち CVE-2026-39928 は取り下げ)。カード化:MLflow(CVE-2026-116692、9.8)、dd-trace-js(CVE-2026-116693、8.7)、Asterisk(CVE-2026-57195・57200、7.5)、Microsoft Edge(CVE-2026-83831・85898、8.8)。表のみ:OpenTelemetry Python(CVE-2026-116694、6.3)、Crass(CVE-2026-116695、5.3)、russh(CVE-2026-116696・116773・116774、2.3〜4.3、Deferred)、pageant(CVE-2026-116775、2.3、Deferred)。第6版の分は重複のため除く。
【第7版】NVD 更新日側・CISA KEV更新日側は79件のうち先頭付近のみ確認。7.0以上は7〜10月公開分の更新で新規の公開ではない(Adobe Commerce、MongoDB libmongocrypt、Windows、Azure API Center、Backstage、ImageSharp)。KEV は PHP2Shell の2件(CVE-2026-109618・109619、10/26 追加、期限10/29)のまま。
【第6版】NVD 新規登録(UTC 10/27 19:29〜20:30)全13件を確認。カード化:Sunhillo SureLine 3件(CVE-2026-112352、112350、112351)、MembershipWorks(CVE-2026-112355、8.7)、CKEditor 5(CVE-2026-116688、8.1)、MLflow(CVE-2026-116690、7.5)。表のみ:MCP Python SDK(CVE-2026-116684 が6.8、116685 が5.9、116686 が6.5)、MLflow(CVE-2026-116691、6.5)、CKEditor 5(CVE-2026-116687、3.1)、follow-redirects(CVE-2026-116689、5.9)、CPython http.client(CVE-2026-103995、2.0)。
【第6版】NVD 更新日側(UTC 10/27 19:29〜20:30)全53件のうち先頭13件のみ確認。7.0以上の10件はいずれも7〜10月公開分の更新で、新規の公開ではない(Adobe Commerce、ImageSharp、MongoDB の各ドライバ、Windows の IKE・カーネル・パーティション管理・エラー報告)。残り40件は未確認。
【第6版】AWS・Tailscale・better-authAWS の公告フィードの最新は2026-152-AWS(AWS API MCP Server、既出)。その前の 2026-151-AWS(AWS CDK、10/26)が未掲載だったためカード化した。10/25 付けの2026-106〜110-AWS(AWS SDK for Go v2、Advanced JDBC Wrapper、projen ほか)は、対象期間(10/27 以降)の外のため今回は掲載していない。Tailscale:セキュリティ公告一覧に10/26 以降の新しい公告はない(最新は10/21 の TS-2026-013)。better-auth:リリース一覧の最新安定版は 1.7.14、1.7.7 とアドバイザリの修正状況は未確認のまま。
【第6版】CISA KEV(NVD の照会、10/25〜10/28)追加は PHP2Shell(CVE-2026-109618・109619、10/26 追加、期限10/29)の2件のまま。新規の追加なし。
【第5版】NVD 新規登録(UTC 10/27 18:00〜19:35)全65件のうち、先頭約48件と後半の抜粋で確認(取りこぼしの可能性あり)。第4版と重なる分(Atlantis、FileBrowser Quantum、X.Org、NextChat、TP-Link RE305、Tanium 各製品、Asterisk)は除く。表のみ:Tanium Provision(CVE-2026-87086、7.5)、CTFd Terraform Provider(CVE-2026-116683、7.1、パスワードが Terraform state に平文相当で残る)、Strapi 5.51.0(CVE-2026-118170〜118172、点数なし・認可不備と SSRF)。
【第5版】NVD 更新日側(UTC 10/27 18:30〜19:35)全229件のうち先頭約24件のみ確認し、7.0以上13件はいずれも5〜10月公開分の更新で新規の公開ではない(Windows Schannel・NDIS、Firefox・Thunderbird の DLL Services、FreeRDP、Electron など)。残りは未確認。
【第5版】GitHub Advisory・Mozilla・JVN・ZDI・AWSGitHub Advisory(reviewed)の新着25件:MCP TypeScript SDK、Symfony 2件、PhpSpreadsheet、hydra-core、undici 3件をカード化・続報化。go-jose、Authlib は既出。Mozilla は MFSA 2026-118〜122(10/27)が出ており、Thunderbird 153.6 をカード化。JVN の最新は GROWI(JVN#51223238、CVE-2026-115624 が v4.0 で 6.9、修正版 8.0.7)で7.0未満のため表のみ。ZDI の最新は FAIRChem(ZDI-26-802〜809、7.8、CVE 未採番)で前日掲載のまま。AWS の公告は新しい項目なし(フィード上の10/25 付けは9月公開の再掲)。
【第5版】前回「未確認」だった項目の再確認Tailscale:公式ページは10/26 付けのまま、修正版・CVE とも未公開。better-auth:GHSA-965c-763c-88jm で修正版 1.7.7 は未公開のまま。Veeam ONE・Backup for Microsoft 365:KB4948 に記載なし。
【第5版】CISA KEV(NVD の照会、10/25〜10/28)追加は PHP2Shell(CVE-2026-109618・109619、10/26 追加、期限10/29)の2件のまま。新規の追加なし。
【第4版】NVD 新規登録(UTC 10/27 16:30〜18:30)全110件。全文を3回に分けて確認(要約を介しており、取りこぼしの可能性あり)。第3版と重なる分は除く。カード化:Atlantis(CVE-2026-116676、8.8)、FileBrowser Quantum(CVE-2026-116682、8.6)、X.Org(CVE-2026-88812、7.8)、NextChat(CVE-2026-118132、点数なし)。表のみ:TP-Link RE305(CVE-2026-102814、8.7)、Tanium の各製品(CVE-2026-108303・108329 が8.8、ほか7.1〜7.8)、Asterisk(CVE-2026-57188・57202 が8.1、57201 が7.5)、php-travel-agency-system(CVE-2026-117515・117516、7.3、説明文に公開済みのエクスプロイトとある)、GnuPG 2.5.21 Windows 版(CVE-2026-118131、点数なし)。
【第4版】NVD 更新日側(UTC 10/27 17:25〜18:30)CVSS v3.1 の CRITICAL で絞ると3件(xbtitFM CVE-2024-58309、VvvebJs CVE-2024-25182・27480、いずれも9.8で、2025年公開の古い CVE)。v4.0 の絞り込みは0件で、結果の確度は低い。広い期間の照会(約270件)は先頭約32件のみ確認し、Typora(CVE-2024-14010、9.8)、FreePBX 16(CVE-2024-58294、8.8)、AMD の GPU ドライバー(CVE-2024-36342、8.8)などの古い CVE を表のみとした。残りは未確認。
【第4版】ベンダー・GitHub Advisory・AWS・ZDI・oss-securityAWS の最新は 2026-152-AWS(AWS API MCP Server、10/27)でカード化。GitHub Advisory(reviewed)の新着15件:undici(カード化)、Authlib 6件(続報)、PhpSpreadsheet ODS Reader(CVE-2026-108359、High、詳細未確認)、hydra-core(pip、High、CVE なし、詳細未確認)。ZDI の最新は FAIRChem(ZDI-26-800〜809、7.8、CVE 未採番、10/26)で変化なし。oss-security は X.Org クライアントライブラリのアドバイザリ(libXi は第3版で表に掲載済み)、Brotli CVE-2026-111497、Airflow の件が目立つ。Brotli は本文を開いておらず未確認。
【第4版】前回「未確認」だった項目の再確認Tailscale:公式ページは10/26 付けのまま、CVE・修正版なし。better-auth:GitHub のリリース一覧で最新安定版は 1.7.14(10/26)だが、1.7.7 とアドバイザリの修正状況は未確認。Veeam ONE(CVE-2026-107671)・Backup for Microsoft 365(CVE-2026-106076):KB4948 に記載なく、修正版は未確認のまま。
【第4版】CISA KEV(NVD の照会、10/25〜10/28)追加は PHP2Shell(CVE-2026-109618・109619、PHP Group と Siemens RUGGEDCOM APE1808、期限10/29)の2件のまま。新規の追加なし。
【第3版】NVD 新規登録(UTC 10/27 16:20〜17:35)全58件。先頭の約43件の点数を確認し、7.0以上は34件。カード化:Adobe Campaign Classic(CVE-2026-104350〜105781、最大10.0)、Veeam(CVE-2026-108142、106076 ほか)、EPICS Base(CVE-2026-114595〜114598)、HCL Domino・Notes(CVE-2026-108014・108015)、Adobe Connect(CVE-2026-48360)、Authlib(CVE-2026-116672)。表のみ:Autodesk Fusion(CVE-2026-102636〜102638・113775、7.1〜7.8)、Adobe Creative Cloud Desktop(CVE-2026-104349、7.3)、Substance3D Painter(CVE-2026-48379、7.8)、libXi(CVE-2026-109089・109090、7.5)、GFI Kerio Connect(CVE-2026-112353、8.2)、TinyMCE(CVE-2026-116675、8.5)、php-travel-agency-system(CVE-2026-117512〜117514、7.3)、Asterisk(CVE-2026-57197、7.7)、Nextcloud Server(CVE-2026-77167、7.5)。
【第3版】NVD 更新日側(同期間)全体の先頭約100,000文字のみ確認。表のみ:Microsoft の Exchange Server(CVE-2026-87695・87696、7.5〜7.8)、Windows の QUIC・HID・Installer・Winlogon(CVE-2026-103577・105003・87694・87699、7.5〜7.8)、Camunda 7(CVE-2026-109431、8.6、分析待ち)、Bouncy Castle C#(CVE-2026-15999〜16001、最大8.7)。残り約113,000文字は未確認。
【第3版】ベンダー公告Veeam KB4948 で Backup & Replication の修正版と Agent for Linux を確認(Veeam ONE は記載なし)。Adobe Campaign Classic・Connect は、NVD 記録の参照先(APSB26-162・182)を参照元として記載(Adobe の本文は取得できず)。Tailscale は変化なし。Patchstack で Newsletters を再確認、GitHub で better-auth を再確認。
CISA KEV(NVD の照会、10/25〜10/28)追加は PHP2Shell(CVE-2026-109618・109619、10/26 追加、期限10/29)の2件のまま。新規の追加なし。
【第2版】NVD 新規登録(UTC 10/27 15:40〜16:35)35件(うち1件は上流で却下)。7.0以上は Fireware 関連、TeamViewer 6件、Newsletters(CVE-2026-116863、9.6)、Nextcloud 3D Viewer(CVE-2026-104189、7.5)、node-tesseract(CVE-2026-117511、7.3)、Autodesk Fusion Post Processor Utility(CVE-2026-107672、8.8)、certd(CVE-2026-90442、8.6)。カード化:Fireware、TeamViewer、Newsletters。表のみ:Nextcloud・node-tesseract・Autodesk・certd。
【第2版】NVD 更新日側(同期間)全142件のうち先頭の約100件を確認。新規でカード化:consul-k8s(CVE-2026-110720、9.9)、rembg(CVE-2026-115924、8.6)。表のみ:Bouncy Castle C#(CVE-2026-16001・63566〜63568、最大8.7)、Microsoft のリモートデスクトップクライアント(CVE-2026-108458、8.8)・PostScript プリンタードライバー(CVE-2026-108467、8.8)。
【第1版】NVD 新規登録(UTC 10/27 14:30〜15:45)新規6件。7.0以上は Grav(CVE-2026-117604、8.7)のみでカード化。表のみ:a2a-java の3件(CVE-2026-117505〜117507、最大5.4)、KGS tia Viewer(CVE-2026-105987、5.1)。Aidot Linkind・OREiN(CVE-2026-78845)は点数なし・UPnP 経由のコード実行と記載があるが修正は未確認。
【第1版】NVD 更新日側(UTC 10/27 14:45〜15:45)731件を全件読み、7.0以上は126件。カード化:Pillow。表のみ:Apple の10/26 付け一括(最大8.8、NVD は分析待ち)、Microsoft の NDES(CVE-2026-69802、8.1)ほか、Zephyr 4.4.2(CVE-2026-16513・18413・18414、7.8)、Oracle Data Integrator(CVE-2026-83398、8.2、Oracle 2026年10月 CPU)、NVIDIA PhysX(CVE-2026-47486、7.8)、Super Forms(WordPress、CVE-2026-28167、7.5、6.3.317 で修正)、Hitachi Energy TRO600(CVE-2026-10756、7.7)。
【第1版】前日掲載の続報(Hitachi JP1/AJS3)AJS3 に CVE-2026-76933〜76939(9.4〜9.8)が NVD に追加された(日立評価、Deferred)。日立の公告 hitachi-sec-2026-139・hitachi-sec-2026-142 は修正版 13-50-31 を示している。
【第1版】GitHub Advisory(Critical)・AWS・ZDI・JVN・報道採用:authlib、better-auth、agno、MONAI。AWS の最新は 2026-151-AWS(10/26)、ZDI の最新は FAIRChem(ZDI-26-809)、JVN の最新は GROWI(JVN#51223238)で変化なし。Apple の CoreGraphics に関する報道は、Apple のセキュリティ情報一覧に悪用済みの記載がなく、報道ベース・未確認として掲載しない。
取得できなかったソース第7版:Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・GitHub Advisory・Google Cloud・Ubuntu・Debian・各報道(tier D)は今回の差分では見ていない。NVD 更新日側は大半が未読。第6版:Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・ZDI・GitHub Advisory・Google Cloud・Ubuntu・Debian・各報道(tier D)は今回の差分では見ていない。NVD 更新日側は40件が未読。第5版:Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・Google Cloud・Ubuntu・Debian・各報道(tier D)は今回の差分では見ていない。NVD 更新日側は大半が未読。第4版:Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC・JVN・Google Cloud・Ubuntu・Debian・各報道(tier D)は今回の差分では見ていない。NVD の CVE 個別照会で CVE-2026-115413 は0件だった(登録前の可能性)。第3版:Adobe のセキュリティ情報(helpx.adobe.com、403)、WebSearch は実行環境の設定で使えず、検索ベースの確認はしていない。GitHub Advisory の一覧、Cisco・Fortinet・Palo Alto・MSRC のフィード、AWS・ZDI・JVN・oss-security などの tier B・C は今回の差分では見ていない。

用語メモ

RDMA相手のメモリへ、CPU を介さずに直接データを書き込む高速通信の方式。GPU サーバー間の通信で使われる。
デシリアライズ保存・送信用に変換されたデータを、元のオブジェクトへ戻す処理。入力が信用できないと、任意のオブジェクトを作られる。
Brotliデータを小さくする圧縮方式。Web の通信や、Node.js・Python の部品に広く入っている。
CISA KEV米国の CISA が「実際に悪用された」と確認した脆弱性の一覧。掲載されると対応期限が付く。
seccompプログラムが OS に出せる命令を制限して、閉じ込める仕組み。コンテナや systemd が使う。
中間 CA証明書を発行する認証局のうち、ルートの下で実際に証明書を出す役。この秘密鍵が漏れると、偽の証明書を作れる。
認証バイパスログインの確認を飛ばして、中に入れてしまう欠陥。
CSRFログイン中の人に細工したページを開かせ、本人になりすまして操作する攻撃。
eval()文字列を Python のコードとして実行する命令。外部の入力が届くと、任意のコードを動かされる。
JWT・JWSログイン状態などを電子署名つきで受け渡す形式。署名の確認が抜けると、偽のデータが通る。
Magic Linkメールで届くリンクを押すだけでログインできる方式。
DICOMCT や MRI など医療画像の標準的なファイル形式。
SQL インジェクション入力欄などから SQL(データベースへの命令)を差し込み、データを盗む・書き換える攻撃。
中間者攻撃通信の途中に割り込み、内容を盗み見たり書き換えたりする攻撃。
MCP サーバーAI エージェントが外部のサービスやデータを操作するための窓口になるサーバー。
audience(宛先)ログイン用のトークンに書かれた「どのアプリ向けか」の項目。確認しないと、別のアプリ向けのトークンが通る。
二重解放(double free)使い終えたメモリを2回返してしまう誤り。プログラムが落ちたり、コードを動かされたりする。
NTLMWindows の古いログイン方式。情報が外へ送られると、パスワードの手がかりを盗まれる。
CVE 未採番脆弱性の通し番号(CVE)がまだ付いていない状態。GitHub などで先に公開されることがある。
CVSS脆弱性の深刻度を0〜10で表す点数。

出典

Dell PowerProtect Data Domain:DSA-2026-416・NVD CVE-2026-86397・NVD CVE-2026-103780・NVD CVE-2026-103792 MemberPress:NVD CVE-2026-92797・チェンジログ

llama.cpp:NVD CVE-2026-118375・b11865 Pie Register:NVD CVE-2026-84999 Tabularis:NVD CVE-2026-118378 Rank Math:NVD CVE-2026-1928 libexpat:NVD CVE-2026-118370 Linux カーネル p54:NVD CVE-2026-99100 Royal MCP:NVD CVE-2026-111960

Jupiter X Core:NVD CVE-2026-106013・Wordfence

jackson-databind:NVD CVE-2026-110879・GHSA-j3rv-43j4-c7qm・GHSA-m8xf-2cr7-77ph 

Jackson:GHSA-c2rq-mcfv-jw29・GHSA-h3c2-2m49-r49w・NVD CVE-2026-104016・NVD CVE-2026-104895 Chrome:Stable Channel Update for Desktop

Brotli:Node.js 10月セキュリティリリース・GHSA-9v8h-qqgm-4m35・NVD CVE-2026-111497 Adobe Commerce:APSB26-73・NVD CVE-2026-48356 AWS:2026-150-AWS・2026-149-AWS・2026-148-AWS・2026-147-AWS seccomp:oss-security 2026/10/27 GRR・Cronicle・nuxt-ollama・Asterisk・Edge:NVD CVE-2026-58256・NVD CVE-2026-58255・NVD CVE-2026-59158

Sunhillo SureLine:VulnCheck MembershipWorks:VulnCheck CKEditor 5:GHSA-rh54-vffm-5fvp MLflow:GHSA-m65p-9j7q-6w33・GHSA-26p8-2jq9-3vq9 AWS CDK:2026-151-AWS

dd-trace-js:GHSA-x94g-w73q-hpcw Asterisk:GHSA-wcvv-g26m-wx5c・GHSA-3rhj-hhw7-m6fw Microsoft Edge:MSRC CVE-2026-83831・MSRC CVE-2026-85898

AWS:2026-152-AWS Atlantis:GHSA-rjh2-4xgw-p2hj FileBrowser Quantum:GHSA-mgqf-5mf5-prfj X.Org:修正コミット undici:GHSA-qq8j-7v2v-3rwp NextChat:NVD CVE-2026-118132

MCP TypeScript SDK:GHSA-f897-62hf-6gxq Symfony:GHSA-2v3c-qxhr-7vpv・GHSA-r925-mgvr-h9cc PhpSpreadsheet:GHSA-j2w7-387v-m2rq hydra-core:GHSA-wf6j-7hvr-gr93 undici:GHSA-4w7w-5xrc-9h26・GHSA-2m5v-pch6-74hx・GHSA-qrxm-fqhp-jwvm Thunderbird:MFSA 2026-122 GROWI:JVN#51223238

Adobe:APSB26-162(Campaign Classic)・APSB26-182(Connect) Veeam:KB4948・KB4957 EPICS Base:CISA ICSA-26-300-01 HCL:KB0134742 authlib:GHSA-c73q-w75p-j82v

WatchGuard:PSIRT CVE-2026-93866 TeamViewer:TV-2026-1011・TV-2026-1012 consul-k8s:HCSEC-2026-50 Newsletters:Patchstack rembg:GHSA-qr6x-7v33-6qmg

Pillow:GHSA-8g5g-8vmr-9782・GHSA-w889-685w-c8fh agno:GHSA-m4w4-3r8h-jw98 authlib:GHSA-6v38-4h7w-rj9h better-auth:GHSA-965c-763c-88jm MONAI:GHSA-6hp3-vr39-rqw8 Grav:GHSA-xprx-c7jf-cp6g Tailscale:調査・修正状況 Hitachi:hitachi-sec-2026-142 Apple:Apple セキュリティ情報一覧 NVD API:NVD